「取得年にかかわらず普通免許で運転OK」な国産キャンピングカー 新型専用シャシーが登場・いすゞ「Travio」
新シャシーを採用した新たなキャンピングカーは
「FIELDSTYLE」で展示されていたのは、そのTravioに架装を施した新型キャンピングカー「KAGAYAKI」と「EXPEDITION STRIKER」でした。作ったのは、現在唯一、いすゞ車をベースに採用している日本特種ボディー(※)です。 ※キャンパー鹿児島から発売されているタビークスもいすゞベースですが、日本特種ボディーのOEMです どちらも参考出品として展示され、発売時期についても未定とのこと。気になるその内容(レイアウトや装備)、そして走りについては、近々試乗した上で、体験記をお届けしたいと思います。 普通免許で運転できるキャブコンユーザー層を拡大するためにも、このように法的条件に柔軟に対応できる商品を開発するのは大切なことだと思います。Travioの登場により、国産キャブコンがさらに多彩になっていけるよう、新しくいすゞ車を採用するビルダーの出現を待ちたいところです。 ■著者プロフィール 渡部竜生 キャンピングカージャーナリスト 会社員からフリーライターに転身後、キャンピングカーに出会ってこの道へ。専門誌への執筆のほか、セミナー講師、テレビ出演も多い。著書『キャンピングカーって本当にいいもんだよ!』(キクロス出版)。2輪も4輪も大好きで、飛行機マニアでもある。旅のお供は猫6匹と妻ひとり。YouTubeチャンネル「キャンピングカー坊主めくり」開設。
朝日新聞社