【佐賀県・2024年版】秋の絶景・風物詩10選。9日間だけ公開される名庭園の紅葉美
◆環境芸術の森
環境芸術の森は、唐津市厳木町にある標高887メートルの作礼山の中腹に広がる、豊かな自然を残す私有林。唐津市の環境芸術家である鶴田正明氏が、昔の森を取り戻そうと40年近い歳月をかけて築き上げてきた森だ。 小さな滝や自然石が絶妙に配置された森の中には、1万本を超えるモミジやカエデなどの木々が生い茂り、深紅や黄緑色など色とりどりの紅葉が谷を錦に染める。 敷地内にある『風遊山荘』では、漆塗りのテーブルに紅葉が写り込む幻想的な写真が撮影でき、SNSでも話題の、一番人気のスポットになっている。 環境芸術の森(かんきょうげいじゅつのもり) 所在地 佐賀県唐津市厳木町平之667
◆祐徳稲荷神社 ナイトウォーク「狐の嫁入り」
「狐の嫁入り」をテーマに、祐徳門前商店街から祐徳稲荷神社境内までが、幻想的にライトアップされるほか、御本殿内では祐徳稲荷の歴史や狐の嫁入りにちなんだプロジェクションマッピングを実施。 また、期間中の土日祝(18:30~)には、新郎新婦が門前街から境内まで練り歩く「狐の嫁入り行列イベント」も行われる。 祐徳稲荷神社は、1687年の創建。伏見、笠間と並ぶ日本三大稲荷のひとつで、参拝者は年間300万人を超える、佐賀県で随一のパワースポット。 ※期間:2024年9月20日(金)~12月1日(日) 祐徳稲荷神社 ナイトウォーク「狐の嫁入り」(ゆうとくいなりじんじゃ ナイトウォークきつねのよめいり) 開催地 祐徳稲荷神社、祐徳門前商店街(佐賀県鹿島市古枝)
◆日本一! ようかん祭り
シュガーロードとも呼ばれる長崎街道にある小城は日本一羊羹屋の多い町として知られる。小京都と称され、禅や茶道の文化が発達していた小城では、古くから羊羹が製造されてきた。 人口5万人ほどの街に17店舗もの羊羹屋があり、まさに日本一の「ようかん王国」。そんな小城の名産品「小城羊羹」をより知ってもらおうと2016年にはじまったのが「ようかん祭り」だ。 羊羹屋を巡るスタンプラリーを開催するほか、ゴール地点のゆめぷらっと小城では特産品が当たる抽選会やマルシェも開催される。甘いもの好きにはたまらない、ユニークな祭りだ。 開催日時:2024年11月17日(日) ようかん祭り(ようかんまつり) 開催地 小城市小城町