大阪府・吉村知事が定例会見7月7日(全文1)コロナ禍で厳しい状況の女性支える
雇用は男性14万人減に対し、女性は17万人減
2つ目です。コロナ禍における困難、課題を抱える女性の皆さんの支援についてです。まずこのコロナ禍において、特に女性の就労、雇用、収入の問題、あるいは社会とのつながりの希薄化と、さまざまな面で影響を及ぼしてるということが顕在してます。これは男性よりも女性のほうが、率が高いということはすでにいろんな調査で見えてきてるところでもあります。だからそこに対する支援をしていきましょうということです。 まず雇用についてですけれども、男性については0.4%、14万人の減ですが、女性については0.6%、17万人減と、減の幅が非常に大きいという形になっています。それから収入の影響ですけども、収入が減った、あるいはなくなった、この調査についても女性は31%、男性は25%ということで女性のほうが多いと。また、人間関係であったり社会との交流、あるいは親の生活支援、子供の育児、あるいは将来全般について調査しても、男性よりも女性のほうが、不安が非常に増している数字が明らかになっています。 そういった観点から、この女性の、コロナ禍で厳しい状況になってる女性の皆さんを支えるという支援を行います。情報提供、それから相談事業、そして交流事業、これに非常に高いニーズがあるということも出ています。まず仕事や生活面、家庭に不安がある場合の適切な相談先を教えてもらいたいというニーズ、それが57%。そしてメールとかSNSを通じた相談をやらせてもらいたい、必要だというのが42%。そして同じ悩みを持つ人同士が交流できる場が必要だということが40%。それぞれ高いニーズがありますので、このニーズに合わせた対策を打っていきます。 ドーンセンターを活用して対応していきたいと思います。ドーンセンターで、困難を抱える、課題を抱える女性に対する支援事業を実施いたします。まず情報・相談室の設置ということで、カウンセラーを常設いたします。