不眠大国・日本の大人たちへ!箱根のホテルに "極上の眠り"があった 世界的トレンド「スリープツーリズム」とは何だ?
暖炉が印象的な「リビング・ルーム」でウェルカム・ドリンクを
フロントでチェック・インを済ませたら、まずは暖炉が出迎えてくれる「リビング・ルーム」へ。ホテルの顔とも言えるこちらの空間ではコーヒーやスイーツ、軽食やお酒を堪能できるほか、宿泊者全員に提供しているウェルカム・ドリンクを楽しむこともできる。 「スリープツーリズム」は、この瞬間から始まっている。 冬は温かな暖炉の炎も楽しめるが、秋のはじめに伺ったこの日はキャンドルの光に囲まれ、スパークリング・ワインを味わうことができた。
西洋の快適性と和のデザインが融合した広々とした客室
その後は客室でほっと一息。全80室ある客室は56~93平方メートルの広さがあり、どの部屋に宿泊しても広々とした空間を満喫できると話題のこのホテル。今回は中間の「デラックス ツイン」に宿泊させてもらったが、73平方メートルもあるそうだ。とことんゆったりリラックスできるので、よく眠れそうである。 また、全客室にサンテラスもしくはバルコニーも付いている。大きな窓からは雄大な箱根の山々をパノラマビューで望むことができ、開放感抜群だ。
緑に囲まれた庭やハーブガーデンを散歩するひととき
スパの前には、中庭や「ハーブガーデンテラス」を散歩してリフレッシュするのもおすすめだ。ここにはレストランで使われるハーブが植えられており、10月下旬からは赤や黄色に色づいた紅葉も鑑賞できる。
大涌谷源泉の温泉で好きなだけ湯浴みを楽しむ
散歩を終えたら、念願の温泉&スパへ。大浴場では大涌谷が源泉の温泉を満喫しよう。酸性の硫酸塩泉は美肌効果や筋肉痛、関節痛などの緩和が期待できるほか、スパの前に入るとトリートメントの効果を高めることができそうだ。
上質な眠りがかなうトリートメントで不思議な浮遊感を体感!
いよいよドキドキしながら「スパIZUMI」へ。今回体験するのは、植物療法とアロマセラピーのパイオニアとして知られるブランド「YON-KA」が考案したオリジナルのボディ&フェイシャルトリートメント「YON-KAフィト・スリープ・リチュアル」(90分2万7500円)だ。カウンセリングを終えたら、身体のこわばりを緩ませ、全身の巡りを活発にする足湯から施術がスタート。その後は、植物の恵みを凝縮したアイテムや西洋と東洋の手技を融合した14のステップで心身の緊張をときほぐしていく。