大阪府・吉村知事が定例会見7月22日(全文5完)大阪へ遊びに行くマインドがまだない
避難所がなくなることへの対応は
関西テレビ放送:もう1点、たまたまその方がっていうことなんですけど、避難所がなくなってしまうのが不安だみたいなことをおっしゃって、そこのたぶん対応をされていると思いますけど、何か中身を教えていただければと思います。 吉村:どこの避難所のことをおっしゃっているのかちょっとよく分からないんですが、避難所がないということはないので、適切な避難所は準備して、そこで対応できるようにしていきたいと思います。 司会:次のご質問をお願いします。
キャンペーン利用状況は当初予想と比べてどうか
関西ウォーカー:『関西ウォーカー』の鳴川と申します。「大阪の人・関西の人いらっしゃい!」キャンペーンについてなんですが、現在、4万件ほどご利用があるということなんですけれども、これは当初予想と比べてどうなのかという点と、それから全体への浸透度について、どうお感じかということを教えてください。 吉村:当初予想として具体的な数字を予想していたわけじゃありませんが、ただ、やはり少ないんだろうというふうには思います。20万人の皆さん「いらっしゃい!」キャンペーンということで銘打ってやりましたけども、もともとは7月末までの実施を予定していたと。20万人を最大として想定していましたが、実際は今までに4万件ということですから、これは20万分の4万といえば、これはやっぱり想定よりは少ない、想定がないから想定よりってちょっとあれだけど、やっぱり少ないんだろうなと思っています。 で、もう1つやっぱり特徴的なのが、宿泊を伴うので、大阪府外の人がやっぱり多いのかなと、関西の周囲の人が多いのかなと思いましたけど、実際は大阪府民がやっぱり7割です。だから裏を返せば、やっぱり大阪府民以外の方はあまり宿泊をされないというか、キャンペーンを利用して宿泊しようという動機付けにはなっていないということなんだと思います。大阪府の皆さんは大阪で、たまには高級ホテル泊まろうかとか、USJのところ泊まろうか、温泉付きにちょっと泊まろうよというのが、大阪府民の中では7割ということで、これは数は非常に多いと思うんですけど、裏を返せば関西には浸透していない。つまり関西の皆さんもこのキャンペーン実施していますが、今はマインドというか、周辺とはいえ県をまたいで大阪に行って遊びに行こうというマインドがそこまで出てきてない、出てこない、それが率直なところなんだろうと思います。