大阪府・吉村知事が定例会見7月22日(全文5完)大阪へ遊びに行くマインドがまだない
大阪府の吉村洋文知事は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事「陽性者120名程度。過去最多。30代以下が7割」(2020年7月22日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事「陽性者120名程度。過去最多。30代以下が7割」 ◇ ◇
あいりん労働センターの問題をどう思うか
関西テレビ放送:すいません、関西テレビの真鍋です。ちょっとコロナのことから離れますが、あいりんのセンターの立ち退き問題で訴訟を始めていると思うんですけれども、今日も住所のない相手の方に裁判所のほうから訴状を渡すというところがたまたま見掛けられたので、ちょっと聞きたいんですけども、今もそこにいらっしゃる方に対して知事がどのようなことを思っているのかということと、それからもう1点、避難所にもなってるのでつぶしてほしくないみたいなことを相手方がおっしゃってたんですけれども、そのことについてはどのようにお考えなのか、この2つをお願いします。 吉村:あいりんの労働センターについては、これはもう耐震機能がまったく果たされてないという危険な建物です。ですので、これはやっぱり建て替えの必要があるし、これまで建て替えするためにいろんな地元の皆さんとの協議も踏まえて、丁寧に丁寧に積み上げをして今回の建て替えというところまで至っています。この間、そこに至るまで本当にいろんな人の利害得喪もある中で、地元の皆さんと協議もし、ボトムアップで積み上げてきた。これは非常に僕は重要なことだと思います。 これまでの大阪府政、大阪市政でも問題意識はあったと思いますが、正面から取り組んでこなかった問題だと。これを橋下市長時代から正面から取り組んで、西成の5カ年計画を進めたり、あるいはこのあいりんの労働センターがどうしても建て替えしなきゃいけない危険な建物になっているということを踏まえて、じゃあ市営住宅をどこに移転するの、社医センはどこに移転するのとか、きちんと整理しながら、丁寧に積み上げをしていきました。そして今があります。 ですので今それで閉鎖している状況ですけども、その周辺で、ある意味これは法的には不法占拠ですけども、不法占拠をされている皆さまには、その状況をぜひご理解もいただきたいと思いますし、どうしてもご理解いただけないということであれば、やはり法的な手続きを進めていくということが必要だろうというふうに思って、これはそれで進めていきます。 やはり今のあいりん労働センター自身を今のまま放置しておくということはできないというので、ずっと重ねてやってきたことを今、このシャッター閉めてる状態で周囲にいらっしゃる方については、ぜひご理解をいただきたいし、法的な手続きは取らざるを得ない場合は取っていくということで進めていこうと思います。