東京6大学14年ぶり優勝決定戦 明大―早大のスタメン発表、楽天ドラ1明大・宗山塁は3番遊撃
<東京6大学野球:明大-早大>◇優勝決定戦◇12日◇神宮 優勝決定戦のスタメンが発表された。東京6大学野球連盟で優勝決定戦が行われるのは14年ぶりで、明大-早大のカードでは76年ぶり。今秋の対戦成績は2勝1分けで早大が勝ち点を挙げている。 【写真】試合前の練習を行う明大・宗山 楽天ドラフト1位の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)は「3番遊撃」で出場。今季は50打数20安打、2本塁打でリーグ2位の打率4割。前日11日の練習でも「自分が打てばチームが勝てる」と言うように、打撃の中心として期待がかかる。田中武宏監督(63)は「ムネが打ってくれるのは分かっている。相手にも警戒され厳しくなる。四球でもとってくれて4番以降の選手が打ってくれたら」と、杉崎、小島、木元らの勝負強さに期待した。 早大は、今秋、防御率1・80でリーグ3位の絶対的エース・伊藤樹投手(3年=仙台育英)が明大打線をどう封じるか。あと1勝で優勝としながら9、10日と慶大に連敗。小宮山悟監督(59)は試合後、「泣いても笑っても最後の試合になる。断然有利な状況でありながら思うようにならなかった。どこに原因があるのか。そこを洗い直して向かいたい」と話していた。追い込まれた状況から1日空け、どう立て直してくるか注目だ。 両チームのスタメンは以下の通り。 【早大】 1番(中)尾瀬雄大外野手(3年=帝京) 2番(遊)山県秀内野手(4年=早大学院) 3番(右)吉納翼外野手(4年=東邦) 4番(捕)印出太一捕手(4年=中京大中京) 5番(一)前田健伸内野手(3年=大阪桐蔭) 6番(三)小沢周平内野手(4年=健大高崎) 7番(二)中村敢晴内野手(4年=筑陽学園) 8番(左)石郷岡大成外野手(3年=早稲田実) 9番(投)伊藤樹投手(3年=仙台育英) 【明大】 1番(中)直井宏路外野手(4年=桐光学園) 2番(左)飯森太慈外野手(4年=佼成学園) 3番(遊)宗山塁内野手(4年=広陵) 4番(一)杉崎成内野手(4年=東海大菅生) 5番(捕)小島大河捕手(3年=東海大相模) 6番(二)木本圭一内野手(4年=桐蔭学園) 7番(右)榊原七斗外野手(2年=報徳学園) 8番(三)宮田知弥内野手(3年=横浜) 9番(投)毛利海大投手(3年=投手)