オールブラックスの司令塔ボーデン・バレット選手が華麗なるラグビー人生で大切にしてきたこと
さらなる活躍のために、何を大切にするべきか
── 笑顔が素敵なバレット選手は女性人気も高いですが、何歳になっても素敵なオトコでいるためには何が必要だと思いますか? バレット まずは健康であること。そのためには規則正しいライフサイクルが必要です。カラダが整っていれば、自然と気持ちも健やかになります。それはやがて自信につながり、人生を前向きに考えられるようになるはずです。そして、リプレイの服でオシャレすることも(笑)。 ── 最後に、オールブラックスとは切っても切れない「ハカ」について教えてください。 バレット オールブラックスが披露する「ハカ」は、単なるパフォーマンスではなく、ニュージーランドの伝統でありプライドです。「ハカ」は、地域や部族によって異なります。ニュージーランドには、「ハカ」の大会もあるんですよ。ただし、ニュージランド全体で見れば、やはりオールブラックスの「ハカ」が最も有名で最も親しみのあるものでしょう。 そのオールブラックスの「ハカ」にも、色んな種類があります。試合前にはYouTubeなどでチェックし、対戦相手や試合をする場所によって決めています。ラグビーの練習時に、「ハカ」の練習をすることもありますよ。私がオールブラックスでプレーする際は、それもぜひ見てくださいね。
● ボーデン・バレット
1991年ニュージランドのタラナキ地方に8人兄弟の次男として生まれる。父も地元では有名なラグビー選手だった。幼少期よりラグビーを始め2010年に州代表選手権デビュー。2012年にはニュージーランド代表チーム・オールブラックスで初キャップを獲得し、2015年のワールドカップでは優勝を果たす。2016年、2017年にはワールドラグビー最優秀選手賞に輝く。2021年からは日本のサントリーサンゴリアス、その後トヨタヴェルブリッツでプレーし、来季よりニュージーランドに戻ってプレー。2027年のオーストラリアで行われるラグビーワールドカップを目指しオールブラックス復帰が決まっている。
■ REPLAY901コレクション
90年代に展開していたモデル「9zero1」をベースに再構築したコレクション。ハイウエスト、ストレートシルエット、ワイドボディなど、当時を想起させるデザインは、懐かしくもあり新鮮。バレット選手もそのキャンペーンに登場しています。「90年代はまだ僕が生まれて間もないので記憶がありませんが(笑)、でもとてもクールですね」とのこと。
文/安岡将文 写真/トヨダリョウ 編集/森本 泉(Web LEON)