センバツ2022 「一日一日大切に準備を」 広島商に選抜旗授与 /広島
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に出場する広島商(中区)のグラウンドで22日、選抜旗授与式があった。硬式野球部の関係者らが出席し、選手たちは開幕まで1カ月を切った大会への決意を新たにした。 えんじ色の選抜旗(縦90センチ、横135センチ)は、校章でもあるローマ神話の商業の神マーキュリーのシンボルが染め抜かれており、栗田正弘校長に宇城昇・毎日新聞広島支局長が授与した。栗田校長は「マーキュリーの翼に乗って、大会を一気に駆け上がり、てっぺんを目指してほしい。広商野球のファンら多くの人がみんなを応援している」と選手らを激励した。 選抜旗は栗田校長から植松幹太主将(2年)へと手渡された。植松主将は部員を代表し「大会への気持ちがさらに高まった。時間を無駄にすることなく、一日一日を大切にし、良い準備をしていきたい」と決意を述べた。 3月4日にオンラインで行われる組み合わせ抽選会で初戦の対戦相手が決まり、18日に開幕する。 広陵の選抜旗授与式も近く開催する予定。【池田一生】