西岸地区でハマス戦闘員殺害 イスラエル爆発物工場を爆破
カバティヤ、パレスチナ自治区、11月21日 (AP) ― イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区で作戦行動中のイスラエル軍は11月20日、過激派戦闘員3人を殺害した。 西岸地区のジェニンは、ガザ戦争勃発以前からイスラエルとパレスチナ過激派の接触線となっていた地域で、ガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスも、3人が同組織の戦闘員だったことを認めている。 この戦闘でイスラエル軍は、ライフルなど武器多数を押収、過激派が爆発物を製造していた2カ所を破壊、道路の下に埋設されていた爆発物を撤去した。 パレスチナ保健当局によれば、ガザ戦争勃発以降、西岸地区で少なくとも子ども167人を含むパレスチナ人784人が死亡した。大部分はイスラエル軍の襲撃で死亡したものだが、なかにはデモ参加者や通行人も死者に含まれる。 ヨルダン川西岸地区は、1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領したが、 パレスチナ人は西岸地区に、将来の国家の根幹部分を形成することを望んでいる。 (日本語翻訳・編集 アフロ)