【これは凄いぞ!】35歳以上のオジサンを軽快に見せてくれる「究極の春ジャケット」を徹底解説します。
今の時代、最も重要なアイテムの一つです!
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第83回目は「楽ちんジャケット」です。ここ数年ですっかり定着したアイテムですが、まだまだ進化が止まらないようです。 【動画】オジサンを軽快に見せてくれる「春ジャケット」解説。メンテが楽なのも嬉しい ストレッチ素材の進化、ビジネスカジュアルの浸透、さらにコロナ禍によるテレワークの普及などなど、様々な要因が重なり、いまやジャケット選びにおける筆頭となった楽ちんジャケット。定番となった今も、その進化は続いているようです。 「むしろ、今からが本領発揮といったところではないでしょうか。コロナ禍を経て、今ビジネスはオフィスへと再び主戦場を戻しています。ならばと、スーツやジャケットを買い直す人が増えているんですよね」 実はこの数年で、楽ちんジャケットはよりドレス顔に近付いているとか。 「出始めの頃は、生地がペラペラだったり、シワになりやすかったりするものが多かったです。でも最近は随分と進化し、一見すると本格的な仕立てのジャケットと変わらない見栄えを楽しめる楽ちんジャケットが揃っているんです」 天然素材のウールやカシミアを使うなど、高級感のある楽ちんジャケットも豊富に揃っているとか。さらに注目は色。定番のネイビーやブラックと共に、明るい色や柄が登場し、バリエーションが広がっています。 「色柄のバリエが広がれば、着こなしのバリエも広がります。すると、ビジネスだけでなくカジュアルにおいても活躍してくれる機会が増えます。楽ちんジャケットは、もはや毎シーズンチェックしたい最重要アイテムになっているんです」 益々存在感を強める楽ちんジャケット。今後は新作チェックをお忘れなく!
CIRCOLO 1901 / チルコロ 1901
見た目に楽ちんを悟られないのがスタンダード 靴3万3000円/ペルノイ(全て菅原靴店)、Tシャツ9350円/クロスクローゼット、ニット3万5200円/トレンタセッタンタ(第一ニットマーケティング)他スタッフ私物 楽ちんジャケット人気の火付け役と言っても過言ではない、ジャージー素材使いの匠・チルコロ1901。こちらはセットアップで、ストレッチ性に優れつつ見た目は実にスタイリッシュです。合わせたのはハイゲージのニットとスエードスリッポン。カジュアルに寛容になった昨今のビジネススタイルですが、オフィスワークへの回帰が強まる中、カットソーではなくニット、スニーカーではなくスリッポンと、ワンランクアップさせたいところです。 伸びるだけじゃなく戻りが良いかが重要 ストレッチ性の高さを誇りながら、キックバックに優れることからシワになりにくいのがチルコロ1901の魅力。楽ちんジャケット初期のペラペラ感などなく、ゆえにショルダーラインやラペルが美しく見えます。