【徳島県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選「穴吹川」エメラルドグリーンに輝く美しき清流
◆轟の滝
清流「海部川」の上流を流れ落ちる「轟の滝」は、本滝の落差58メートルと徳島一を誇る滝。「日本の滝100選」、「四国のみずべ八十八カ所」に選ばれており、「轟九十九滝」の主たる名瀑である。 周囲には大小さまざまな趣ある滝が流れているが、轟の滝はその名のごとく、大地を震わすような爆音が豪壮そのもの。豪快な水しぶきのおかげで、夏でも肌寒さを覚えるほど涼しい。 夏と秋には伝統行事「滝渡御」が行われ、「轟神社」の神輿を担いだ男衆がそのまま滝つぼに入る姿は勇ましい。 轟の滝(とどろきのたき) 所在地 徳島県海部郡海陽町平井
◆阿波おどり
毎夏お盆に開催される、本場徳島の阿波おどり。街中が阿波おどり特有の二拍子のリズム「ぞめきのリズム」に包まれ、演舞場やおどり広場をはじめ、いたるところで演舞が繰り広げられる。 2024年からは前夜祭と本祭が一体化した形での開催となり、よりパワーアップ。前夜祭の名称も「2024阿波おどりオープニング『THE・AWAODORI』~この一歩に想いを込めて~presented by SCO GROUP」と変更となるほか、繁華街のど真ん中に位置し、踊り手にも観光客にも人気だった紺屋町演舞場もコロナ禍前の2019年以来の復活となる。 開催日:2024年8月11日(日)~15日(木) 阿波おどり(あわおどり) 開催地 徳島県徳島市 JR徳島駅周辺の各演舞場等
◆大川原高原のあじさい
徳島市中心部から車で約1時間の距離にある標高約1,020メートルの大川原高原。 7月に入ると、この高原の山頂一帯に植えられた3万本のあじさいが咲き乱れ、観光客の目を楽しませてくれる。 大川原高原は土壌の酸性度が強いため花の色が青色になりやすい。空の色に似た無数のあじさいの花畑の中で散歩を楽しめる。 大川原高原のあじさい(おおかわらこうげん) 所在地 徳島県名東郡佐那河内村上字大川原5
◆大歩危峡
2億年余りの長い歳月をかけて形成されたといわれる、吉野川上流に広がる大歩危峡。 「大股で歩くと危ない」というその名の通り、荒々しい断崖と険しい山が今も残る迫力満点の渓谷だ。 結晶片岩が水蝕されてできた大歩危峡は、大理石の彫刻がそそりたっているかのような絶景。 青々とした緑が清流に色を添え、渓谷美を間近で堪能できる遊覧船での川下りやラフティングもおすすめ。 大歩危峡(おおぼけきょう) 所在地 徳島県三好市山城町西宇1520(大歩危峡観光遊覧船)