ジャパネットたかたがおせち料理の販売をスタート、真夏から売る理由とは?
ジャパネットたかたは7月22日から、2025年正月おせちの早期割引販売を開始した。 7月からおせちの販売を始めているジャパネットでは、2023年販売時に「もうおせち⁉」「早すぎる」といった声がSNSであがったという。それでも7月の販売を続けた理由は、家族や仲間が集まるきっかけ作りにつながってほしいと考えているからという。 ┌────────── 8月のお盆に帰省した方々が、テレビを見て「お正月はどうする?またみんなで集まりたいね」と約束が生まれたり、なかなか帰省することのできない方も「今年は実家におせちを贈るのもいいかな」など想いをはせたりするきっかけになればとの考えから、あえて「真夏におせち」を販売しています。少し早い「おせち」ですが、来年の始まりを誰とどんなふうに食べるかを想像し、「おせち」を介して笑顔が増える、そんな場面ごとお届けできればと思います。(ジャパネットたかた) └────────── 近年、ECを中心に7月から9月にかけておせちを予約販売する企業が増加。そのため、ジャパネットでも注文数が増えている。早期予約購入顧客には12月上旬まで、おせちの届け先を変更できるサービスを用意している。 ジャパネットが2025年の正月向けに販売するおせち「特大和洋おせち2段重」は、2024年11月23日までの早期割引価格が1万9980円、それ以降は2万9980円。 2025年のおせちは、過去の購入者約4000人を超える顧客からのアンケート結果から、70品全品の満足度ランキングを算出。人気だった食材は内容量を増加、課題のある商品については食材そのものを入れ替えるなど、味付けや調理工程から見直し、修正した。2023年の商品ラインアップのうち約3分の1で食材変更や味付けを改善したという。 調査会社の東京商工リサーチが発表した「2024年のお正月用おせち料理の商品別販売数量・金額」によると、ジャパネットのおせちは第1位を獲得している。