【京都】ひとりでゆっくりと巡りたい、古民家喫茶&カフェ5選
3. Yoshihara/二条城北
会社員時代に飲んだ浅煎りコーヒーに魅了され、京都の〈小川珈琲〉や、焙煎士として活躍した〈Kurasu〉を経て独立した良原皓介よしはら こうすけさん。自家焙煎するのも浅煎り中心。その日に飲み頃の3~4種類のシングルオリジンを揃える。とはいえメニューには本日のコーヒー、おもしろいコーヒーとシンプルに書かれているだけ。「情報ではなく、ただ飲んでおいしいと思ってもらえる一杯を提供したくて」と言う。
築100年を超える町家を改装しつつも、「アットホームより緊張感を」とミニマルな雰囲気に。妻の春菜さんが焼くカルダモンロールと一緒に、一日の始まりを過ごしたくなる場所だ。
information
Yoshihara 住所:京都府京都市上京区主悦町1241-1 TEL:なし 営業時間:7:00~12:00 、13:00~17:00 定休日:月休ほか不定休あり 席数:6席 2023年12月オープン。朝食にぴったりなバタートーストとヨーグルト500円なども用意。
4. HOO(フー)/ 二条城前
清水で人気を誇る〈ルース キョウト〉の2号店として2023年5月に登場。「観光地ではなく、店を目指して来てもらえる場所がいいなと。ここは落ち着いた街の雰囲気に惹かれて即決しました」と店主の梅田考也たかやさん。 長く使われていなかった町家をセルフリノベーション。土壁はそのまま残しつつ、真っ黒だった梁や柱は磨き、カウンターには上海の古いレンガや無機質なステンレスを合わせた。1号店同様に主役のドーナツは、同じものを作ってもおもしろくないとイーストを使ったふわふわ食感に。表に置かれたヴィンテージのベンチに座り、街ゆく人を眺めながら過ごすのもいい。
information
HOO 住所:京都府京都市中京区橋本町467-3 TEL:なし 営業時間:10:00~17:00 定休日:不定休 席数:16席 コーヒーはすべてスペシャルティ。ブレンド、メキシコ、ブラジルの3種。バッグやカップなどオリジナルグッズも充実。