統一WWE王者コーディ・ローデスが丸藤正道を大絶賛「現代のプロレスとスポーツエンターテインメントにおいて非常に重要な存在」【週刊プロレス】
NOAH7・13日本武道館大会で丸藤正道vsAJスタイルズが決まってから世界中で話題になっていることを受けて、ABEMAスタッフが緊急渡米。アメリカ・ニューヨークのSMACKDOWN直前のマジソン・スクウェア・ガーデンで統一WWE王者のコーディ・ローデスを直撃するという貴重な動画がABEMAプロレス公式YouTubeチャンネルで公開された。 【動画】超紳士的でカッコイイ! コーディ・ローデスのインタビュー動画はこちら!!
コーディは「レッスルマニア40」でローマン・レインズを破って、統一WWE王者となった現在WWEの絶対的エース。AJとは5月、6月とビッグマッチでタイトルマッチをおこなっている。日本も活躍については2017~2019年に新日本プロレスでバレットクラブとして暴れていた。WWE日本ツアーは2008年、2012年に参戦しており、7・25大阪~7・27両国3連戦への参戦も発表されている。 ABEMAプロレス公式YouTubeチャンネルで公開されたインタビューは以下(協力・ABEMA)。 ――ケガの具合はどうですか? コーディ いい感じだと言いたい。みんなが思ってるほど悪くない。肋骨2本を骨折したけどそんな大げさなものじゃない。医者の1人は微小骨折って言ってたよ。これより酷いケガはいくらでもあった。キャリアの中でもそんな大したケガじゃない。よくあることだよ。 ――丸藤正道vsAJスタイルズについて? コーディ 前にも言ったがAJスタイルズは現代における“処刑の達人”だと思っている。ブレット・ハートがオリジナルだね。AJはその道を辿っている。AJは常に新しいことをやってきた。ルールに縛られず業界に革命を起こした1人だった。 長い間フリーエージェントだったがWWEに入りさらにいい面を見せた。こんなことが起こるのは稀だが、AJは年を重ねるたびに完璧になっていったんだ。パフォーマーとしても選手としてもね。 一方、これは大げさではないと思うが、丸藤は現代のプロレスとスポーツエンターテインメントにおいて非常に重要な存在だと思う。丸藤がよくやってる時間差ロープワークをオレらは“マルフジ”って呼んでる。“マルフジ・フォーアーム”だ。オレも試合でよくやってるよ。いつか闘ってみたいね。AJがこの試合にどう臨むのかも楽しみだ。AJスタイルズは日本でいい試合をするだろう。 ――日本に戻るのは楽しみですか? コーディ 決した大げさでもなんでもなく、妻と話してて娘を真っ先に連れていきたい場所が2つあるんだ。それがロンドンと日本だった。オレたち夫婦の日本での経験が理由だ。妻がスターダムで、オレが新日本プロレスで、オレが最初にWWEにいた時もそうだ。 アメリカの大きな団体が日本で興行することはすごく珍しいことなんだ。反応も違うし喜ぶポイントも違う。世代を超えて家族でイベントを見に行くという共通点はあるけどね。ファンを見ているとわかるんだが、一番おもてなしの精神がある国が日本だよ。オレたちがウザいのはわかってる。日本語はしゃべれないしね。オレたちがみんなの厄介者になるかもしれない。それでもみんな歓迎してくれるし、日本は本当に素晴らしい。スコットランドには母親を連れて行ったが、日本には娘を連れていくつもりだよ。その時、娘が初めてパスポートを使う。 ――観客の違いは何か感じましたか? コーディ オレはそんなに違いは感じなかったかな。オレは最初“WWEから来た選手”として新日本プロレスに登場したからね。それが求められていたものだったと思う、団体からもファンからもね。 あまり変わったことは求められていなかった。オレからしてみても、それが自然だった。 日本での出来事で大きかったことは、“アメリカン・ナイトメア”という名前が生まれたことだ。そのニックネームは日本で生まれたんだ。父親が“アメリカン・ドリーム”で、オレがヒールだったから“アメリカン・ナイトメア” 日本に行かなかったら、今ごろなんて呼ばれてたかわからないよ。“アメリカン・ナイトメア”は日本で生まれたんだ。 日本のファンはみんなとても温かい。特に外から来たオレたちからすると余計感じる。みんなの前で試合するのが待ちきれないよ。
週刊プロレス編集部
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