【バレー】岡山シーガルズ・小松原凜香「内定時は良い展開で使ってもらった。今季は自分がチームを活かすプレーを」、楢崎慈恵「素敵な誕生日プレゼントでした」 SV女子
10月19日、20日にひたちなか市総合運動公園総合体育館で開催されたバレーボールSVリーグ、Astemoリヴァーレ茨城対岡山シーガルズの試合後会見をお届けする。 岡山は当節の初戦を0-3で落としたが、翌日は修正し、リベンジに成功。ストレートでAstemoに完勝した。
10月19日 岡山シーガルズ監督コメント
10月19日 Astemo 3(27-25、29-27、25-21)0 岡山 ■岡山シーガルズ ●河本昭義監督 ある程度想定内のゲームを運びでした。ベテラン、エース、セッター。大事なポジションが機能すれば2セットくらいは取れたのかなという気もします。 チームが成長する中で致し方ないといえば致し方ないというところでしょうか。 第3セットも相手がほっと一息ついてくれてる時間があって、そこで点をサービスしてくれたのですが、自分たちのペースには持って行けませんでした。 小松原選手も今日はちょっとしんどいのかなと思って下げました。 Astemoさんはセッターが変わりましたが、ミドルの外国籍選手を非常に良く使えていた。 ひょっとしてそのためにセッターを変えたのかなと思いましたね。 うちの場合は宮下遥が引退しましたが、今日は濱田(真友)選手が若いのによくやったと思います。 彼女はセッターらしいセッターになりつつあるのでそこは温かく見守っていってほしいですね。 ――今日勝負どころで噛み合わない部分がありましたが。 河本:私らが外から見ていると力んできたなコースが甘くなっているなというのは一目瞭然で分かる。 コートの中の選手というのはそういうのはちょっと分かりにくいでしょうね。 30歳前後ぐらいの経験がある選手がいて 「監督、ちょっと黙っとって」 というようなね、そういうくらいの箔のある選手がおったらもう少しチャンスがあったのかな。 まだね、選手たちも可愛いいところがあるというか。 濱田選手にはそういう部分でも大きく伸びて欲しいなと思っています。 セッター、去年若手では一番使った妹尾紗香選手も伸び盛りではあるのですが、伸びかけるとまた自分の過去の中のサイクルに戻ったりするわけですね。 そこらへんがやっぱり人生と一緒で…泣いて苦しんで会得することもあるわけですね。 今は妹尾が出ている間に我慢していた濱田選手が頭角を現わしてきているのかな、と。 一番望むことはベテランがベテランらしく要所要所でリードしてくれるようになることです。そうすればホームゲームの刈谷さんとの対戦のように今日も逃げ切れたように思います。 Astemoの上坂瑠子選手は非常に味がありましたよね。彼女のプレーには全て意図があった。敵ながらあっぱれでした。 ――昨シーズンの後半から本職ミドルの対角にオポジットを入れていわゆるMB1に取り組まれていますが。 河本:今のうちのベンチに入っているミドル3選手はブロック、攻撃に特別突出した特徴があるわけではないので、そこはセッターとのコンビ次第かなというところがありますね。 後半に相手が慣れてきてしまうとパンチ力とスピードが足りずにチャンスボールになる。 そういう使い方は絶対ダメだと練習から再三再四言い続けていますが私の愛が足らないのでしょうか(笑)なかなか選手に響かないですね。