【バレー】岡山シーガルズ・小松原凜香「内定時は良い展開で使ってもらった。今季は自分がチームを活かすプレーを」、楢崎慈恵「素敵な誕生日プレゼントでした」 SV女子
●中本柚朱選手(アウトサイドヒッター) チームの課題は先輩方の話された通りです。自分個人の課題としてはサーブレシーブで狙われたときに修正できなかったことですね。狙われたところで持ち直せるだけの自分の強さがないことを反省しています。
●濱田真友選手(セッター) 序盤から中盤まではミドルの選手をうまく使って変化をつける攻撃ができたと思います。 でも、3セットとも終盤になったときに両サイドに頼ってしまって組み立てが単調になってしまいました。 相手は攻撃力もブロックも高いので単調になったら決まりません。もっと変化をつけて思い切ったプレーをしなければ同じ結果になってしまうと思いました。 ――開幕からスタメンセッターを任されています。どういうプレーを心掛けている? 濱田:スタートだからとか途中からだからとか、そういったことはあまり考えていなくて今自分のできるプレー、チームが勝つためのトスワークを意識してやっています。 高い相手に対してブロックを利用してタッチさせたり、ブロックアウトを狙いやすいようなトス。相手に読まれないようなトスの間だったり上げ方を意識しています。 ――若手セッターの中では妹尾紗香選手と交替で出場機会を得ているかと思います。 自分が試合に出ていないとき、瀬尾選手を見て参考にしていることなどはありますか? 自分がコートに入っていても入っていなくても目の前の試合、目の前の一本のボールを次はこうしようとかどっちに上げようとか、ここが一番決まりやすいかなというのを考えて外で見ています。瀬尾が入っている時もその試合で勝つための声かけをやっています。
10月20日 岡山シーガルズ監督コメント
10月20日 Astemo 0(19-25、20-25、18-25)3 岡山 ●河本昭義監督 試合の面白さが出ましたね。予想外のことも起こりましたし、計算された部分も見せられました。同じカードで2連戦する楽しさが表現できたと思います。 逆に昨日うちが勝ってたら今日はやられたでしょう(笑) オフェンス力が足りないところもあるのですが、うまく間を活かした攻めをあきらめずにやりきったことが良かったのかなと思います。 意図することが2戦目に出たといいますか、まずまずのゲームだったと思います。 今日は楢崎慈恵選手の誕生日だったので、彼女を一番良いところで使おうと思って、2回良いところで使えました。本人からも「ありがとうございます」と言われました(笑)。 ――昨日出ていた課題が今日は見事に解消されていましたね。 河本:金田修佳選手を裏からスタートさせたことが一番の当たりかなと思います。彼女が活躍しないことには今シーズンは乗り切れない。 第2セットの途中からミドルを本来オポジットある山城愛心選手に変えたことで、ライトに回ったりセンターでタッチしたり、相手に流れが移動しそうなときに最小得点で乗り切ったところも良かったと思います。 ――Astemoがメンバーを入れ替えてきたことに対しては? 河本:うちの場合は相手がチャンスをくれた時に、どう上手く自チームを機能させるか、そこで勝ちを拾っているというかね。そういう流れだと思いますね。 今日は金田選手のディグが良かった。相手も慌てたと思います。昨日はずっと自分たちが思うようになっていたのが「あれ?」という感じでしょう。その辺はうちの方がちょっと修正は上回ったのかなという感じですね。 ――ミドルの長瀬選手の決定率ですが、昨日72.7、今日も62.5パーセント。良い数字が出ています。 河本:濱田選手のトスワークが彼女の力を引き出しているのではないかと思います。私の描くセッター像に近づいている感じがありますね。