「すみません」ばかり言ってない? 産後金髪にしたバービーが気づいたこと
フォーリンラブのバービーさんが芸人として、ひとりの女性として、モヤモヤしたことや疑問に思ったことなどと向き合い、自らの言葉で本音を綴っているFRaUweb連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)。最近、髪色を大胆チェンジしたバービーさんですが、その写真をSNSにアップしたところ、とある話題を知り、髪色やファッションについて改めて考えることに。今年の夏に第一子を出産し、親になったからこそ感じたバービーさんの本音をお伝えします。 【写真】バービー夫婦、金髪&着物でかっこよくキメて初めてのお宮参りへ
金髪でお宮参り
先日、我が娘のお宮参りに行ってきた。 その様子をInstagramにアップすると、Xで私の投稿を転載した方がバズっていた。なんだか嫌な予感がしたので、自分ではXにのせていなかったのだが、恐る恐るコメント欄を見に行くと、思っていたほど叩かれてない。 だが、意外なことが話題になっていた。 産後金髪にする女性が多いのはなぜか、ということについてだ。 産休中の楽しみとして、白髪・抜け毛への対処として、そして一番多かったコメントは自衛のために、だった。 わざとぶつかってくる、抱っこ紐のバックルを外される、ベビーカーを蹴る、怒鳴るなどなど、子連れの母親に対して、よくない感情を抱いている人たちによる危害は実際に起こっているということだ。 こういう被害に遭わないようにという警戒から金髪にする人が多いということらしい。以前、舐められるから金髪にしたと言っていたお友達がいたが、まさかそこまであるあるだとは思っていなかった。 そんなこととはつゆ知らず、私自身は単純に髪の毛がボサボサだから、お宮参り前にお着物に合う髪型にしよう!くらいのテンションで金髪にしたのだった。
辿り着いた答えは夏木マリさん!
お着物を上品にオシャレに着こなすには?とネットで検索に検索を重ねた結果、辿り着いた答えは夏木マリさん。 「こんな感じにしてください」とスクショを何枚も美容師さんに見せて、ご本人のようにツーブロック刈り上げにしたい気持ちをグッと抑えている自分に「私も大人になったなぁ」なんて思っていたが、翌日マネージャーにノリで金髪にするのはやめてくださいと叱られた。 髪色なんていくらでも変えられるでしょうというマインドでいた私は、リアルでもネットでも金髪にしたことによる反響の大きさに驚いた。 金髪ってそんなにたいそうなことなんだ。 親として、自分が特殊な環境で生きていることを自覚しなきゃなぁと思いながら、ついこの間も、保育園の申請書類の業種のところ『娯楽業』に◯をしたことを思い出した。 娯楽業に従事する親のファッションの正解って何だろう。 自分の写真でバズってる他人の投稿を見ながらそんなことを思っていた。