110億円の契約延長がドジャースに「柔軟性もたらす」 元選手が指摘した「新しい波」とは
ドジャースはエドマンと5年総額約110億4000万円で契約延長
米大リーグ・ドジャースがトミー・エドマン外野手と結んだ5年総額7400万ドル(約110億4000万円)の契約延長の影響力を元メジャーリーガーが力説した。2016年にオールスターにも選出されたAJ・ラモス氏がMLB専門局の番組に出演。「ドジャースに柔軟性をもたらす」「間違いなく新しい波だ」と指摘している。 【動画】「素敵!」 110億円エドマン&愛妻が過ごした豪華なホテル 今年7月にカージナルスからトレードでドジャースに移籍したエドマン。スイッチヒッター、さらに内外野を守るユーティリティーぶりでチームに欠かせない存在となった。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは打率.407、1本塁打、OPS1.022。ポストシーズン球団タイ記録の11打点の活躍でMVPを獲得した。ドジャースは11月29日(日本時間30日)、5年総額7400万ドルでの契約延長を発表した。 米衛星ラジオ局「シリウスXM」のチャンネル「MLBネットワークラジオ」に出演したラモス氏は、「ドジャースに柔軟性をもたらすと思う」とこの契約を絶賛。「彼は1つのポジションに固定されないからね。ムーキー(ベッツ)が内野に戻るという計画があると聞いているけど、それが上手くいかなかったらムーキーが外野に行ってエドマンが内野を守ることもできる」と起用のしやすさを称えた。 同氏は複数のポジションを守れる身体能力の高い選手を獲得することを「間違いなく新しい波だね」と表現。以前は「そんなにいい外野手じゃないけど、追いついたらキャッチはできる」というレベルなら別の守備位置を兼任できる選手はいたが、最近は「もっとダイナミックで、複数ポジションを守るスキルを持った選手が増えてきている」と時代の変化を指摘した。
THE ANSWER編集部