侍ジャパンは井端監督でWBCを勝てるのか プレミア12で露呈、本番へ向け“気になる点”
侍ジャパン・井端弘和監督は2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で結果を残せるのだろうか……。 【写真】イチローだけじゃない!MLBの年金額「満額支給」の日本人選手がこちら(ほか3人) 11月の国際大会「プレミア12」では準優勝に終わると、一部では「解任論」まで起こった。WBCへ向けて巻き返しが期待されるも、選手招集などを含め多くの問題を抱えている。 「ドジャース・大谷とは個人的な面識はなく、認識(されて)ないと思って行きます」(スポーツニッポン/2024年1月1日付け) 井端監督は今年1月に日本人メジャーリーガーを視察する意向を明らかにしたが、その中で大谷との関係性について上記のように語った。前回のWBCでチームを指揮した栗山英樹監督とは違い、招集されるであろう選手との“繋がり”が不足していることを露呈した。 「コメントを見た報道関係者からは心配する声もある。現役、コーチ時代を通じて面識はなくとも、代表チームの監督としては信じられないような発言。『この監督で大丈夫なのか?』という雰囲気が漂ったのは間違いない」(在京テレビ局スポーツ担当) 井端監督一行は今年の夏に予定していた通り米国で視察を行ったが、日本人メジャーリーガー全員との面談はできなかった。ドジャース戦にも足を運んだが、渡米の最大の目的と見られた大谷との面会は実現しなかった。 「渡米時期が悪かったのもある。夏場はシーズン終盤へ向け大事な時期であり、所属球団の状況次第では面談が難しい部分もある。そもそも大谷をはじめとする日本人メジャーリーガーの多くはWBC参加へ常に前向き。米国本土での真剣勝負の雰囲気を感じられただけでも良かったのだろう」(在米スポーツライター) 井端監督との面談は実現しなかったが、「次も参加したい」と公の場所で発言した大谷をはじめ、今永昇太(カブス)、前田健太(タイガース)、そしてヌートバー(カージナルス)などはWBC参加への意向を示している。日本人メジャーリーガーの招集に関しては、所属球団との関係をクリアできれば問題ないと見られる。「大谷が井端監督を知らなくても大丈夫」という意見がもっぱらだ。