【バドミントン】 レゾナックがNTT東日本に勝利! ブロック3勝でTOP4進出争いへ!<S/Jリーグ2024ひたちなか大会/女子結果>
ACT SAIKYOは佐藤灯と田口真彩の正規ペアではなく、佐藤と大澤陽奈を組ませて、第1ダブルスに起用。その第1ダブルスは広島ガスのエースダブルス、山藤千彩/志波寿奈が第1ゲームを先制するも、第2ゲームは佐藤/大澤が奪い返し、ファイナル勝負に。山藤/志波が11点を先に取って折り返すが、中盤以降は佐藤/大澤が7連続得点などで逆転し、21-16と突き放した。
続くシングルスは、日本B代表の水津愛美が近藤七帆をストレートで退け、ACT SAIKYOが勝利を確定させた。「もう2敗してしまって、自力でのTOP4進出はなくなった。勝たなくてはというよりも、今日は起用したい選手でのオーダー」と小宮山元監督。佐藤/大澤の第1ダブルス、第2ダブルスの倉島美咲と内定選手の青木もえ(筑波大)のペアについては、「第1ダブルスは田口のコンディションがよくなかったので、前衛の大澤と、前衛も後衛もできる佐藤という相性のいいペアにした。第2ダブルスは、茨城での大会ということで、地元選手を使いたいと。ダブルスはどちらも即席ペア」(小宮山監督)。そんな中でも、層の厚さを見せた勝利だった。
広島ガスは、ファイナルゲームにもつれた第1ダブルスをものにできなかったのが痛かったが、第2ダブルスで小田菜摘/新見桃芭が積極的なプレーで一矢報いた。 ▼Jブロック(12月15日) ACT SAIKYO(2勝2敗)2-1 広島ガス(1勝3敗) 佐藤灯/大澤陽奈②〔18-21、21-10、21-16〕1●山藤千彩/志波寿奈 水津愛美②〔21-12、21-17〕0●近藤七帆 倉島美咲/青木もえ●0〔22-24、16-21〕②小田菜摘/新見桃芭
▼Sブロック(12月15日) レゾナック(3勝1敗)2-1 NTT東日本(1勝4敗) 舟橋佳歩/山口萌●1〔17-21、28-26、16-21〕②篠谷菜留/山北奈緒 染谷菜々美②〔21-13、24-22〕0●水井ひらり セティアナ・マパサ/杉山未来②〔22-20、21-14〕0●上杉杏/鈴木陽向
取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/川口洋邦