最高額は誰だ!? J1、新外国人の市場価値ランキング8位。ユベントス出身!? 奇跡の残留託された巨人
J1リーグのクライマックスが近づいている。各クラブは今夏も優勝争い、残留争いなどそれぞれの目的のために夏の補強を行った。この夏にJ1に加わった「助っ人外国人」の中で、最も高い市場価値をもつ選手は誰なのだろうか。今回はJ1新加入外国人の市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値やスタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。順位はサイトの表示に準拠する。情報は全て17日時点。
8位:ヴィキンタス・スリヴカ(リトアニア代表)
生年月日:1995年4月29日 所属クラブ:サガン鳥栖 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 8位はリトアニア代表MFヴィキンタス・スリヴカだ。新たにサガン鳥栖の一員となったスリヴカの市場価値は60万ユーロ(約9600万円)となっている。 現在29歳のスリヴカは、イタリアの名門ユベントスの下部組織で育った選手だ。イタリア、スコットランド、ギリシャと欧州を渡り歩き、直近はPASラミア1984(ギリシャ)でプレー。昨季は同クラブでリーグ戦33試合(プレーオフ9試合を含む)に出場し、6ゴール2アシストを記録するなど中盤の主力として活躍を残している。 また、彼はリトアニア代表にコンスタントに招集されており、国際的な舞台での経験も豊富だ。今月初めの代表ウィークでも、UEFAネーションズリーグに臨むリトアニア代表のスカッドに名を連ねている。 その魅力は、やはり身長187cmの恵まれた体格にあるだろう。主戦場は中盤だが、そのサイズや得点力を存分に活かすために前線で起用しても面白い。組み立てからフィニッシュまで、ゴールに迫るプレーの随所でその特徴を発揮できるはずだ。 スリヴカは先日行われた第30節川崎フロンターレ戦(3-2)で後半途中からピッチに立ったものの、試合終盤に相手選手と頭を衝突したことで負傷交代に。脳震盪の可能性も疑われる危ないシーンだったが、交代直前には熱い闘志をあらわにしていた。奇跡のJ1残留へ向けて、スリヴカの爆発に期待したい。
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