東京都の新型コロナ会議後、小池知事が会見(本文1)リバウンド警戒期間を5月22日まで延長
周りの方々を守る意味でも効果がある
小池:先ほども申し上げましたように、2回から次の3回受けたら抗体が非常に増えていくということがすでに先ほどの分析のように出ているところでございます。それは自分を守るだけでなくて周りの方々などを守るという意味でも効果があるということでございます。 それから先ほども申し上げたように、後遺症について、若いから大丈夫だ、コロナにかかっても若いから大丈夫だと思っておられる方が多いのではないかというふうに考えますので、それらについての情報を正しく伝えていくということであります。 それで、ぜひこちらのチェックリストも、東京iCDCの皆さんでこのチェックリストの内容も考えていただいておりますので、これらをよくチェックしながら、自らを守っていく、そしてお友達等、社会全体への影響ということなどもお考えいただければというふうに思います。 テレビ朝日:ありがとうございます。 小池:はい。よろしいでしょうか。ではフジテレビ、小川さん、どうぞ。
今年も昨年と同程度の対策を実施するのか
フジテレビ:よろしくお願いします。去年のゴールデンのときには、診療や医療体制の整備のために50億程度の補正予算を編成してたと思うんですが、今年も同程度の対策を実施するということなのかということと、4月19日時点で3回目のワクチン接種率、都民全体だと49.4%ですが、接種が進むことでリバウンド警戒期間を早めに終わらせるですとか、何かそれらに、早期に緩和するとか、そういったことはあり得るんでしょうか。 中村:まず前段のほうの医療提供体制のほうでございます。今年度は当初予算の中に必要な経費という形を計上してございまして、昨年度と同程度以上の医療機関に実施していただこうと考えてございます。さらに今年度は実施しているところを公表してございますので、そういう意味で、もうぜひ体調に異変があった場合にはしっかりと受診していただくと、そういう形をお願いしたいと、こういうふうに考えてございます。 フジテレビ:2つ目の質問は? 村松:それでは私のほうから、ワクチンの接種の促進とリバウンド警戒期間の終了の考え方というお話だったと理解しますけども、その点についてお答えしたいと思っています。今回、延長したのは、病床使用率が横ばいで推移、あるいは下降傾向の中で推移する中で、これから人の動きとか人流が結構活発になりますゴールデンウィーク、こういったことを迎えることを念頭に、対策を取っていこうということでございます。 その中ではやはりワクチンの接種の一段の加速化と、それと、移動する前に検査を積極的に受けていただくとか、あるいは飲食店や各家庭の方でも、換気だとか基本的な対策をしていっていただきたいと、そういう思いでございます。 ワクチンの接種率がどの程度上がったらこの期間を終了できるかと、そういった、なんて言うんですかね、数値によるやり方っていうのは、なかなか難しいかもしれませんが、いずれにしても、このリバウンド警戒期間の延長の期間の中で、しっかりした対策を、皆さんの協力によって取り組んでいただいて、感染を抑えると。そして5月の22日の時点で医療提供体制だとか、あと、医療提供体制がきちんと提供できることになっているかとか、社会経済活動が継続できるとか、そういったことを基本的な考え方として、専門家の意見も聞きながら判断していくと、そんなようなことになろうかと思います。 フジテレビ:すいません、局長。 村松:はい。 小池:みんな局長なんだけど。