オリヴィア・ヘンソン、ウェストミンスター公爵との結婚式に青いベルベットの靴を選ぶ
2024年6月7日(現地時間)、「英国で最も結婚したい独身男性」として注目されてきた第7代ウェストミンスター公爵ヒュー・グロブナーの結婚式が行われました。 その日は誰もが、花嫁のオリヴィア・ヘンソンがどんなドレス、ベール、ティアラを選ぶのか注目していました。 そして、そのチョイスはどれも素晴らしいものばかり。老舗のジュエリーブランド、ファベルジェの歴史あるマートル・リーフ・ティアラに、英国人ブライダルデザイナー、エマ・ヴィクトリア・ペインによるビスポークのドレス。ただし実際、それよりもっと注目が集まったのは、彼女の履いていた靴でした。 というのも、それはクラシックなブライダルシューズではなく、青いベルベットのハイヒールという、大胆な選択だったから。 この靴を作ったのは、バルセロナを拠点とするシルヴィア・ラーゴ。ヴァレンティーナ 8 リヴィエラというラインで、スペインの熟練の靴職人がハンドメイドで作っている製品です。ブランドのサイトによると、「ヴァレンティーナのパンプスは夢の実現です。ゴージャスな特大リボンは、あなたのドレスに究極のスタイリッシュさを加えてくれるでしょう。あなたは結婚式の中で一番ロマンチックな花嫁か、一番シックなゲストになるでしょう。そして、キュートで履き心地がいいということ以外に、この靴は汎用性が高く、その後も幾度となく履くことになるでしょう」
花嫁はしばしば、何を「サムシング・ブルー」にするかで個性を発揮します。これは、イギリスに古くから伝わる結婚式の儀式である、「サムシング・オールド、サムシング・ニュー、サムシング・ボロー、サムシング・ブルー」から来ています。 たとえば、2018年にメーガン妃がハリー王子と結婚した際、ウエディング・ドレスをデザインしたクレア・ワイト・ケラーに、ハリー王子とのファーストデートで着用したワンピース(=青)の一部をドレスの内側に縫い込んでもらったのだとか。同年、「この中のどこかに―見た?青い布が縫い込んであるんです」とメーガン妃は語っています。「それが私のサムシング・ブルーでした。ファーストデートで着たワンピースからとった布なんです」 同様に、キャサリン妃も、ウエディング・ドレスをデザインしたサラ・バートンに、青いリボンを縫い込んでもらったそう。 オリヴィアの「サムシング・ブルー」はもっと目につくものでしたが、もっとワクワクするようなチョイスでした。
Translation: mayuko akimoto From:TOWN&COUNTRY