小池都知事が記者会見6月12日(全文2)自粛再要請のあり方検討したい
実効性を確認する体制をとるのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。感染防止徹底宣言ステッカーについてなんですけれども、こちらオンライン発行ということですので、東京都がお墨付きを与える上で実効性を確認するような体制というのは取られるんでしょうか。 小池:はい。まず、これは皆さんが一種の宣言をしていただくということにほかなりません。ただ宣言をすれば全ていいかといったらそうではありませんので、ただ、それぞれ皆さんの努力ということには敬意を表していかなければなりません。一方で、こちら掛かっていたらじゃあもういいかっていうと、逆にいろんな意味で利用者の方々の声なども聞こえてくることでありましょうし、また、どのような形でこのチェックをしていくのかなども含めて、この効果、これを張っていてもあまりやってないよねがあまり広がり過ぎると、このことそのものに問題が生じてしまいますので、そこはしっかりと点検できるような形を取っていきたいと考えます。
夜の街の感染者を抑えるための対策は
記者1:新型コロナの対応についてお伺いします。東京都内のほう、アラート解除されてステップ3のほうに移行になって、接客を伴う飲食店についても6月の19日以降から再開ということですが、実際に都内ではもうすでに営業を再開されていて、やはり都内の日々の感染者で夜の街関連というのがかなりの割合を占めております。実際、都のほうも自治体と協力して見回り隊等々やっておりますが、今後、果たして夜の街の感染者をきちんと抑え込むために実効性のある対策というのはどういうことを考えてらっしゃるでしょうか。 小池:最近、夜の街関連の陽性者が増えているっていうことは連日お伝えし、また、いつも、これも付け加えて申し上げているのは、若い世代の方が多いということであります。逆に申し上げれば、お店によっては疫学的な調査・検査、これを積極的に受けることでお店の、そこで働いている人も含めてですけれども、安全性を確認しておいたほうがサービスにつながるのではないかというような考え方もまったくないわけではありません。そういう意味では積極的に検査を受けていただくというのも1つでありますし、また、先だって西村担当大臣ともお話をしましたけれども、どうやって検査をさらに確実にしていくのか、特に夜の街関連ということで、ここは例えば新宿の吉住区長をはじめとする、夜の街でにぎわっているような地域の皆さんと連携を深めながら検査の実施の確保ということに努めていきたいと考えています。 【書き起こし】小池都知事が記者会見6月12日 全文3に続く