【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす④】タンパク質増し増し&筋肉ほぐしで、筋肉と脂肪が変わる!
パーソナルトレーナー・姿勢アナリストのKAORUさん&管理栄養士の麻生れいみさんによる体改造プロジェクト。40代で人生Maxサイズになったのに、これといった対策をしてこなかった小川正美さん、52歳。筋肉をつけ、脂肪を減らすためにしたこととは?
まずは「朝タンパク質」という、ゆるゆるミッションがスタート!
固太りと思われる小川さんは、それを気にしつつも、ここ何年も体重を測る習慣がなかった人。今回まず最初にしたことは、体組成計をゲットすることだった。
◆体組成計 インナースキャンデュアル RD-930L(ホワイト)/タニタ 体重も筋肉量も50g単位で測れ、体脂肪率も0.1%単位で出る体組成計。Bluetoothでスマートフォンアプリ「ヘルスプラネット」にデータを3カ月蓄積していく。
小川正美さん(1972年生まれ・弁護士) 身長159cmの小川さんの体重は、自己申告では60kgくらいとのことだったが、はたして実際の数値は… ■体重:61.25kg ■筋肉量:37.65kg ■脂肪量:21.30kg(体脂肪率:34.7%) ■内臓脂肪レベル:7.0
管理栄養士の麻生れいみさんの数値分析と改善方法は?
この数字について、管理栄養士の麻生れいみさんから分析が。 「小川さんは、数値的にはそれほど肥満ではないんです。決して筋肉量が少なくはないのに、明らかに体脂肪が多すぎ。脂肪だけを減らして筋肉量をキープすることで理想的な体組成に近づいていくタイプですね。 ダイエットをすると、往々にして脂肪とともに筋肉も減っていってしまいます。『体重を減らしたいわけではない! 減らしたいのは脂肪』と肝に銘じて。運動と食事で、筋肉量はなんとしても死守しましょう」 そして、小川さんに最初に課されたのは、何はなくても「タンパク質強化」。 1日のタンパク質摂取量を合計60g にすることだ。本来は筋肉増量のためには体重1kgにつき1.5g、つまり90g 欲しいところだが、当面は60gでOKとのこと。 1日にタンパク質60gをとるということは、肉や魚に換算すると約300gだ。これはなかなかハードルが高そうだが、実は朝食を食べることができれば、1日3回に分けてとればよいので無理がない量。 朝食を食べる習慣がない小川さんは、何はともあれ「朝にタンパク質」からスタートした。 いきなりきちんとした朝食を食べることは難しい、と考えた麻生さん。豆乳・牛乳・高タンパクヨーグルト・ヨーグルトドリンクなど、手軽にとれるものならなんでもいいというやさしいミッション!
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