綾瀬はるか連載「はるにっき」vol.07
俳優の綾瀬はるかさんが日常で出合った「気になるもの・人・こと」をシェアする連載。自身で撮影した写真とともに、まっすぐな思いを綴る。第七回は、好物の漬物と、自宅で“育成”中の糠漬けについて。 【記事中の画像をすべて見る】
酸っぱくて愛しい、糠漬け
子供の頃からお漬物が大好きだった 4歳、5歳頃?から 広島には広島菜漬けというお漬物があり ちょっぴりお醤油を垂らして ご飯を葉っぱで巻いて食べるのだ うっすらとした記憶だけど おじいちゃんによく食べさせてもらっていた しょっぱさと少しの酸味が ご飯に合って美味しすぎるのだ その影響で 今でもお漬物が大好きすぎている 塩分を気にしなければ ずーっと食べていられる 糠漬けは 数年前から始めていたものの 作品で長期、家を空けた際に いつもダメにしてしまっていた 勿体無いことだ… 長くは続かない 今、またやり始めて8ヶ月くらい経つ 順調に糠は育っている 私は酸っぱいものが大好きで だから、少し長めにつけた古漬けも お気に入りだ んぅ~ 酸っぱい♡ 乳酸菌たっぷり! 日々まぜて 糠が深い味になっていく変化を楽しめるのは 糠漬けの醍醐味かもしれない 母は様々なお漬物を作っている 糠漬けに始まり、 きゅうりの粕漬け、ウリの奈良漬け 大根の福神漬け、ナスのからし漬け 私も、まだまだ 色んな漬け物に挑戦してみたい そして糠漬けの糠も まだまだ、大事に育ててゆきたい 3ヶ月後は どんな糠漬けに会えるのだろう!♡
思い出の中の食卓には常においしい漬物があった
「母と祖母が漬物を作っていて、小さい頃から食卓にはいつも何かしらの漬物がありました。実家で育てている広島菜を使った広島菜漬けもよく食べていましたね。高菜のように細かく刻むお家もあるんですが、我が家はべろんと大きなままいただきます。葉っぱでご飯を巻くのが定番です!」 きらきらとした笑顔で話し始める綾瀬さん。漬物は、家族の思い出にも直結している。 「小さい頃はよく祖父が私に食べさせてくれていました。漬物って、漬ける時間や天候などいろいろな条件で味が変わる。『お、今日のはいい酸っぱさだね』など、家族の会話にもつながっていたと思います」