中日・小笠原慎之介の移籍先にエンゼルスの名前――米老舗誌が主張「投手陣のさらなる補強が必要だ」
昨季まで大谷翔平が在籍したエンゼルスに、再び日本人選手が加入するのだろうか。 米誌『Sports Illustrated』は現地時間11月7日(日本時間8日)、「エンゼルスも日本のトップ投手に興味を持つチームの一つ」と題した記事を配信。今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す中日・小笠原慎之介の名前を挙げた。 【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン エンゼルスは今季、球団史上ワーストとなる99敗を喫し、ア・リーグ西地区最下位に低迷。同記事は「オオタニの退団後、エンゼルスは野球界で投手陣のランクが最下位に沈んだ」と指摘。チーム防御率はMLB全30球団中26位、奪三振数は同29位に終わった散々な記録を列挙し、「エンゼルスは投手陣のさらなる補強が必要だ」と訴えた。 その解決策として、同誌は通算46勝を誇り現在27歳と働き盛りの小笠原に注目。「エンゼルスは全般的に優れた投手を必要としており、今オフシーズンにオガサワラを獲得できればそのポジションに対する一つの答えを確保できるだろう」と日本人左腕獲得に期待を寄せた。 エンゼルスは今オフ、通算191本塁打のホルヘ・ソレアを獲得し、さらにはカブスからFAになった通算97勝のカイル・ヘンドリクスも獲得。最下位からの巻き返しに向けて、積極的な動きをみせている。 小笠原に移籍先についてはエンゼルスの他に、鈴木誠也と今永昇太の所属するカブス、千賀滉大が所属するメッツ、ジャイアンツ、ブルージェイズの名前が報じられている。 積極的な補強をみせるエンゼルスか、日本人選手の共闘か、はたまた別のチームか。小笠原の動向から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]