ポルシェ911ターボ（993）：この希少なポルシェ911ターボは盗難に遭い、荒れ果てた状態で6年ぶりに発見されたと言われている。そして、その993は間もなく修復されるというが本当であれば良い話だ。

盗難に遭いながらも6年ぶりに発見されたと言われているポルシェ911ターボ（993）。

厚い埃の層、割れたリヤエプロン、すっかり汚れたインテリア。少なくとも15万ユーロ（約2,500万円）の価値がある「993」に何が起こったのか？ほとんど信じられない話だ！ この写真は、ユーザー、「Radwanalshehri」によってソーシャルメディアプラットフォーム、「Reddit」に投稿された： 非常に珍しい色「ウィンブルドングリーンメタリック」の「993ターボ」は、408馬力のポルシェを大切に乗っていたサウジアラビアの友人のものだった。しかしある日、彼の宝飾品が盗まれたと言われている。どのような状況下で盗難にあったのかは不明である。

6年の時を経て再び発見される

写真ではよく見えないが、993ターボは希少な特別色「ウィンブルドングリーンメタリック」で塗装されていたようだ。

しかし、この悲劇的な物語には（一時的な）ハッピーエンドが待っているようだ。「Radwanalshehri」によれば、「993」は6年という長い年月を経て再び発見された。ポルシェは荒れ果てた裏庭のガレージで発見され、その後、正当な所有者のもとに戻った。

残念なことに、写真にあるように、このポルシェはこの間にかなりの痛手を負っている。薄汚れた防水シートの下から覗くポルシェは、厚い埃と汚れに覆われている。特に気になるのは、運転席側の窓が開けっ放しだったようで、ベージュの内装もすっかり荒れ果てていることだ。レザー張りの部分には、ホコリ、カビ、砂が混じっているのが見える。

993ターボはレストアされる

内装も元に戻る。少なくとも欠けている部品はない。適切な改装を施せば、もっと良くなるはずだ。

この投稿の著者は、このオデッセイの後、オーナーは希少な「993ターボ」に相応の愛情を注ぎ、レストアを施したいと説明している。

この話が本当に真実なのかどうか、遠くからでは判断することはできない。いずれにせよ、コメント欄にはその信憑性を疑う声がある。何よりもまず、これほど希少な「ポルシェ911」が、何年も古いガレージに置かれたまま注目されることもなかったということだ。

15万ユーロ（約2,500万円）以下で売られているものはない

いずれにせよ、ひとつだけ確かなことがある： 「911ターボ（993）」は、新たな輝きを放つにふさわしい。そして、その努力は金額的にも価値があるはずだ。「993ターボ」の純正パフォーマンスアップグレード（WLS）なしのオリジナル車は、ドイツでは15万ユーロ（約2,500万円）以下では入手できず、その傾向は高まっている。希少な色の組み合わせや走行距離の少ない車の場合、最高25万ユーロ（約4,150万円）の値段がつくこともある。