趣味のお菓子作りでフォロワー295万人に syun cookingが語る「夢の叶え方」とは?
19歳でカフェに挑戦
──独学でお菓子作りをされているとのことですが、どのように腕を磨いたのでしょうか。 YouTubeでのお菓子作りの活動をブラッシュアップするため、19歳の時に知人とカフェの経営に挑戦したんです。 お店の運営や、人を雇うという事も一度経験したいと思って。 知人は料理、自分はスイーツと完全に役割分担していたこともあり、「本当に自信が持てるメニューをお客様に提供しなくては」と、山ほど練習を重ねました。とにかく数をこなしたのが上達につながったと思います。 この経験によって、レシピを考える時に、味や材料の目安がだいたいつくようなりました。 ──高校卒業後は、お菓子の道1本でやろうと決心し活動されていたんですね。ご両親の反応はいかがでしたか? 「好きなことをやれ」というタイプなんで、そこまで驚きはなかったようです。YouTubeもそうですが、カフェやイベント、レシピ本についても、「やるよ」といったら「そうなんや」くらいの反応ですね。 自分が子どものころから、両親はそのようなスタンスでした。僕が何かしようとするのを止める、という事はほぼなく、いつも「いいんじゃない」という感じです。 あまりに変なことをしようとすると、流石に止められますけど……。
「やってみよう」の気持ちが大切
──お菓子作りの他に、興味関心があるものは? 趣味は特になくて。趣味、欲しいんですよ。(笑) でも、今の仕事は趣味から始まったものですし、仕事が趣味なのかもしれませんね。 ──現在好きなことを仕事にされているsyun cookingさんから、子ども達にアドバイスがあればぜひ! 22歳の若者が言ってもいいのでしょうか?(笑) そうですね…。自分の好きなことは、ずっと続けてほしいと思います。 お菓子でも絵でもなんでもいいので、とにかく継続すれば、最後に何かしらの形になるはずです。 仮にもし自分の目標が折れてしまっても、そういう時は、次の新しい何かがひょこっと出てくるものではないでしょうか。たまたまかもしれないし、運もあるのかもしれないですけど。 流行だったり、会話だったり、自分の周りで面白そうだと感じることがあれば、それをしっかりキャッチする。投げやりにならず、「とりあえずやってみよう」とチャレンジしていく気持ちがあれば、また新しい好きな事や目標に出会えるんじゃないかなと思っています。 (取材・文/nobico編集部)
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