【パリオリンピック バドミントン】「やっと、やっと勝てた。初戦の負けから、楽しむ方向へと切り替えた」(保木&小林)
現地時間7月29日に行なわれているパリオリンピック・バドミントン競技(ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)3日目は、各種目の予選リーグを実施。夜のセッションでは、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾が予選リーグ2試合目に臨んだ。ここでは、試合後のコメントを紹介する。 【パリ五輪2024】男子ダブルス 予選リーグ・組み合わせ 保木卓朗&小林優吾 予選リーグ(グループD)2試合目結果:チュウ/ユァン(アメリカ)に2-0で勝利 保木 本当にやっと、やっと勝てた、の一言です。初戦は勝ちたい気持ちが先行して、自分たちのいいところを一切出せなかったんですけど、1日時間があいたので、自分たちが楽しむという方向に振り切ってプレーするのが一番いいのかなと思って、今日はそれができたのかなと思います。このグループは世界ランキング9位までが4組入っていて、すごく苦しい組ですが、5組で争う分、1敗の重みが少し軽くなるとも思うので、初戦の負けを引きずらずに、今日の試合に挑めたのかなとも思います。明日、明後日の結果次第で、まだまだ1位通過の可能性もあるので、そういうところも頭に入れながら、あまり考えすぎずに、まずは明日、自分たちのいいプレーを出せるように頑張ります。 小林 今日の試合前も緊張して、自分のプレーを出せるかなと考えながらやっていたんですけど、今日は保木との役割分担はしっかりできたのかなと思います。次の中国ペア(劉雨辰/欧烜屹)とは点数の取り合いをしているときの方が、意外とよかったりする。(2023年の)スディルマン杯のときは、リードしたときの心の持ち方が難しかったので、明日はそのあたりをしっかりやれば、自分たちの殻を破れるんじゃないかなと思う。あのペアには何回も泣かされているので、明日は、明日こそは、この大事なところで勝ちたいなと思います。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images