ファーストの会・荒木氏は「妹みたいな存在」小池都知事会見6月17日(本文1)
東京都の小池百合子知事は17日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年6月17日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年6月17日) ◇ ◇
日本のコロナ死者数はOECD加盟国中最も少ない
小池:今日は1、2、3、4、5点、私のほうからお伝えいたします。まずコロナについてでありますけど、今週の専門家によるモニタリング会議にて、医療提供体制は引き続き黄色ですが、感染状況が、これ、5カ月ぶりに黄色にと伺っております。都民、事業者の皆さま方が本当にこの間、感染防止対策へご協力いただいてきたこと、そして医療従事者の皆さま方のご尽力、あらためて感謝を申し上げます。 そして国は先ほどコロナの対策本部会議を開かれまして、次の感染症危機に向けた対応の方向性を決定されました。都につきましては、これまで東京iCDCなど、専門家を含めた健康危機の管理体制、これを構築してまいりまして、また、医療提供体制の強化、検査体制の拡充、これまでずっと変異株の特徴などに合わせながら、さまざまな対策を先手先手で講じてまいりました。 今ちょっとご覧いただいてるのが、先日まとめ、先日というか、これ毎日まとめられているものですけれども、Our World in Dataという、ここで比べてみましても、日本、そして東京の感染者数、死亡者数、世界と比較しまして非常に低い水準で抑えられていて、日本の死亡者数というのはOECD加盟の、今38カ国ですけれども、その中で最も少ないというのが、これまでの客観的な数字であります。
引き続きコロナ対策に万全を期す
これまでも、あそこの国はよくやってる、あそこの国はって、どうして日本はやらないんだと、いろんなことをいわれましたが、やはり死亡者数をいかに抑えるかということに的を当てたこれまでの東京の戦略についても、ほかの大都市と比べましても死亡者数は低く抑えることができたという、こういう客観的な数字です。 コロナ対策の現場を預かる都としましても、これまでの成果、そして課題も踏まえて、国に対しまして要望をしております。医療提供体制、感染防止対策など、国に対してさまざま、この局面においても、また次を見据えた上での要望をいたしております。引き続き国とも緊密に連携しまして、コロナ対策に万全を期してまいります。そして都民の皆さま方におかれましては引き続きの、感染しない、させないという実践については、よろしくお願いを申し上げます。そして特に小まめな換気ですね。そして混雑した場所、時間、これをお避けいただく。いつも、何度も、ずっと、2年半ですか、もう長い間にわたって繰り返し繰り返し申し上げてることですが、基本は変わりません、基本的感染防止対策の徹底、よろしくお願いを申し上げます。 それからワクチンのほうの接種なんですけれども、ワクチンにはやはり感染を断ち切る効果があるということで、大事な人、社会を守るということからも積極的な接種のほうをお願い申し上げます。このまま感染を続けて抑えていくというためにもご協力、もう一押し、よろしくお願い申し上げます。 続いては電力、エネルギーであります。省エネ、そして節電のほか、ゼロエミッション東京の実現に向けまして、これまでも都民、事業者の皆さま方にさまざまなご協力をお願いしてまいりました。先月にはエネルギー等対策本部を立ち上げておりまして、都庁を挙げての対応を進めております。これらの取り組みを加速するとともに、この夏と冬の電力逼迫を乗り越えるという、そのために、新たにHTT・ゼロエミッション推進協議会を設立いたしまして、第1回を7月の1日の金曜日に開催いたします。この協議会を通じまして電力の需給についての見通しをはじめとする、さまざまな情報の提供や節電の呼び掛けなどを行いますとともに、脱炭素化に向けました着実な取り組みを推進してまいります。