ファーストの会・荒木氏は「妹みたいな存在」小池都知事会見6月17日(本文1)
誰一人取り残さず支援する社会実現に取り組む
また、関係の機関が連携しまして支援を進めていく、そのためのヤングケアラー支援検討委員会を設置いたします。この委員会での検討を踏まえまして支援者向けのマニュアルを作成する。そして各機関の連携の仕方や、どうやって、この人がヤングケアラーなのかなどなど早期に把握をする、そしてどうやって支援をするか、このポイントなどをそちらのほうに盛り込んでまいります。 相談支援も充実をしてまいります。自分自身がいろいろ経験したんだよという同じ経験のある人が相談を受けるピアサポートや、オンラインサロンを運営する団体への補助制度を新たに設けます。さらに家事支援ヘルパーの派遣であったり、対面でのサロンを行う場合、オンラインでなくて対面でのサロンを行う場合は、都独自の取り組みといたしまして補助をそこに加算する。そして今日から募集を開始いたしますので、締め切り、7月14日までにお申し出いただきたいと思います。 今後もこういった形でさまざまな支援策を展開いたします。ヤングケアラーについて、誰一人取り残さないで、そして福祉、教育などの各機関、連携しまして、支援をする社会の実現に向けて取り組んでまいります。福祉保健局と教育庁が担当でございます。ということで今日、5点お伝えをいたしました。ではどうぞ。
国の旅行支援策、都はどう対応する?
時事通信:ありがとうございました。幹事社、時事通信の石松です。幹事社からは観光支援について1問お尋ねをします。今日、政府は、いわゆる県民割に代わる全国を対象にした旅行支援策を7月上旬から始めるというふうに発表しました。この実施というのは都道府県の判断ということで、東京都は7月の末まで、現在、「もっとTokyo」のトライアルを実施していると思いますけれども、都としてどのように対応されるか、お考えがあればお聞かせください。 小池:「もっとTokyo」、今トライアルをしているところです。都民が東京を観光するための後押しのトライアルでございます。その成果を踏まえて、これからの感染状況もよく見ながら、観光振興について判断を下すことといたします。 時事通信:ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社の質問に移ります。質問がある方は挙手の上、知事の指名を受けてから所属と氏名を名乗ってご質問ください。