「革靴」の人気が上昇中!カジュアル化や天気急変に対応したモデルも続々、頼れる逸品は何が違う?
ビジネスウェアのカジュアル化が進む中、足元はもっぱらスニーカーで革靴の出番が少ないという読者も多いのではないでしょうか。とはいえ、ここ1~2年のシューズ市場の動きを見ていると、革靴そのものが大人のライフスタイルに不要になったという訳ではなさそうです。 【写真】多彩なアイテムが続々登場、スニーカー顔の革靴も ビジネスにおける必需品から、オンオフ問わず生きる姿勢を表現するアイテムへと意味合いを変えつつあり、実はジワジワと人気が上昇中。各メーカーやブランドからもそうした意識の変化に呼応したモデルが次々に登場しています。
そんな革靴の新たなトレンドは、主に3つ。具体的に見ていきましょう。 ■「足元を見られる場」にふさわしい一足は? 1つ目は、「少数精鋭型」のトレンドです。たまにしか出番がない分、多少値段が張っても時代に流されない逸品を選び、手入れをしながら長く愛用したいというニーズが見られます。 冠婚葬祭や重要な商談など、身だしなみの一環として革靴が求められる場は、まだ案外多くあります。国内外を問わず一流のホテルやレストランなどでは、顧客をどの部屋や席に通すかを、服や装飾品以上に靴とそのコンディションで判断しているケースも少なからずあるのです。まさに“足元を見られる場”で清潔感や信頼感を与える存在としての革靴は、今も一足はあってしかるべきでしょう。
【写真】1足は持っておきたい王道の「Lloyd Footwear」、活用の幅が広い「RENDO」、挑戦する老舗「SCOTCH GRAIN」、若い世代に人気の「RAYMAR」、オーダーメイドの「VISOU」など注目のブランド革靴を見る(38枚) 東京・銀座と大阪・南船場に店舗を構えるLloyd Footwearは、そんな「品格の代弁者」を入手するには最適なブランド。イギリス製の革靴のよさを日本に知らしめてくれた最大の立役者と断言できる専門店です。1980年の創設以来、日本人の足の形状の特徴を踏まえた革靴づくりにこだわり、著名なイギリスの靴メーカーに別注しています。