iPhone買うならどっち? 新品と中古のメリット&デメリットを徹底比較!
■【6】そもそも中古なんて絶対にイヤだ! ここまで新品iPhoneのメリットを紹介しましたが、そもそも「誰が使っていたか分からない中古なんて絶対にイヤ!」という人もけっこういると思います。 たとえば、潔癖症の人には中古のiPhoneは無理でしょうし、故障やトラブルのリスクを避けたい人もいるでしょう。 その場合は、iPhoneの価格がいくら高くても新品のiPhoneしか選択肢がありませんので、すでに紹介した、各キャリアの端末購入プログラムや下取りなどを利用して、少しでも安く新しいiPhoneを購入できる方法を検討してみましょう。
中古(旧型)のiPhoneのメリットは?
それでは、次に中古(旧型)iPhoneのメリットを確認してみましょう。これは新品(新型)iPhoneのデメリットになります。 ■【1】とにかく価格が安い! 最新のiPhone 16(128GBモデル)はApple Storeで12万4,800円、iPhone 16 Pro Max(1TBモデル)は28万6,800円もしますが、中古iPhoneならもっと安く購入できるのが最大のメリットでしょう。 たとえば、2021年9月発売のiPhone 13(128GBモデル)なら6万円代、2022年3月発売のiPhone SE 第3世代(128GBモデル)なら4万円代と、かなりリーズナブルに購入できます。 しかも、これらのモデルは最新iOS 18のアップデート対象なので、機能的にもさほど困ることがありません。普通にWebサイトを見たりLINEやメール、電話をかけるのであれば、十分過ぎる性能でしょう。
また、一部の格安SIMやサブキャリアのUQ mobileなどでは、旧型iPhoneの中古(未使用品・Apple認定整備済製品などを含む)が販売されています。たとえば、IIJmioではiPhone SE(第2世代)64GBモデルの中古美品が2万4,800円、MNP乗り換えなら1万2、800円で購入できます。 ほかにも、iPhone 13(256GB)は7万7,980円(MNP:6万7,980円)、iPhone 14(128GB)の未使用品は9万5,800円(MNP:8万7,800円)、iPhone 12(128GB)の未使用品は9万2,000円(MNP:7万9,800円)です(24年12月14日時点)。 もちろん、キャリアよりもスマホの月額料金も安くできるので、この際、MNPで乗り換えることを検討してもいいでしょう。 ■【2】新品では入手できない機種も購入可能! 現在、Apple StoreではiPhone 16シリーズのほか、iPhone 15/15 Plus、iPhone 14/14 Plus、iPhone SE(第3世代)が販売されていますが、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxや14 Pro/14 Pro Maxなどはラインナップから外れており、購入することができません。 しかし、中古ならApple Storeで販売終了されたモデルでも購入できるのもメリットのひとつでしょう。 スマホやパソコンの中古販売でおなじみの「じゃんぱら」で、iPhone 15 Pro Maxを探してみたところ、新品時18万9,800円の256GBモデルが14万7,990円から、新品時21万9,800円の512GBモデルが15万8,990円から、24万9,800円だった1TBモデルも17万990円程度で見つけることができました(24年12月14日時点)。 とくに、じゃんぱらではiPhoneの傷の状態を写真で確認できますし、何よりバッテリー最大容量が何%か表示されているので、非常に買いやすくなっているのです。 ■【3】iOSのサポートが長く長期間使える 中古のiPhoneを買っても、いったいいつまで使えるのか心配な人も多いでしょう。しかし、iOS 18のサポート対象外となっている2017年発売のiPhone 8やXでも、Appleは2024年8月にセキュリティアップデート「iOS 16.7.10」を提供しています。 もちろん、これに新機能の追加などはありませんが、重要なバグ修正が適用されるので、今でも安全に使用することができるんですね。 とくにiPhone 8は、今でもユーザーが非常に多く、64GBモデルなら1万4,800円程度、256GBモデルでも1万9,800円程度から中古を購入できます。iPhoneで電話とLINE、Webサイトの閲覧ができれば十分だということなら、7~8年前のモデルもまだまだ現役でしょう。