招待制「mixi2」基本の使い方、簡単にまとめました
SNSやゲーム事業を手がけるMIXIは12月16日、招待制のテキストSNSサービス「mixi2」を公開した。この記事では登録方法や初歩的な使い方を簡単にご紹介する。 【もっと写真を見る】
SNSやゲーム事業を手がけるMIXIは12月16日、招待制のテキストSNSサービス「mixi2」を公開した。この記事では登録方法や初歩的な使い方を簡単にご紹介する。 基本は知り合いから招待リンクを送って貰おう ついに弊社からSNSアプリ、mixi2がでましたーー。 招待制です! https://t.co/WO7DePi6MT ― riddle@MIXI (@riddle_tec) December 16, 2024 「mixi2」は同社が運営する初代「mixi」の公開当初と同じく、すでにアカウントを持っているユーザーから招待を受けて初めて利用可能となる。筆者も友人から招待リンクを貰って登録したのだが、招待が待てないという人は、Xなどで「mixi2 招待リンク」で検索すると、招待リンクを公開しているユーザーを見つけられる(ただ、実質的に招待制が無効化される行為なので、この方法でのアカウント作成は推奨しない)。 注意点は招待リンクから登録した場合、招待リンク作成者のアカウントのフォローが強制されてしまうこと。相手が真っ当な人物なら問題ないが、仮に詐欺やマルチ商法などの問題行為をしていた場合、招待リンクをきっかけにあなたが犯罪のターゲットになるリスクもある。 SNSで大多数に公開された招待リンクを利用するなら、発行者のプロフィールにもある程度目を通すようにしよう。 アカウント登録はメールアドレスとスマホアプリが必要 招待リンクを開くと、アカウント登録に関する案内ページが表示される。基本的にはiOS/アンドロイドアプリからの利用となるので、まずは案内ページ内のアイコンからアプリストアへ飛び、mixi2アプリをダウンロードしよう。 アプリをダウンロードしたら案内ページに戻り、アカウントの登録作業に移る。登録はメールアドレスがあればOK。画面の指示に従って進めるだけの簡単操作だ。住所や本名などの個人情報を登録する必要もない。 プライバシー保護の観点では優秀な仕組みだが、これは裏を返せば、mixi2で自分がトラブルに巻き込まれても、運営者から加害者の個人情報を十分に得られないということ。個人情報の登録が必須なサービス以上に、トラブルに遭わないよう気を付けた方がよさそうだ。 ちなみに、アカウントは同じメールアドレスで最大3つまで作成できる。用途に応じてアカウントを切り替えたいユーザーにとって、アカウントごとに異なるメールアドレスを用意しなくて済むのは地味ながらうれしい仕様だろう。 基本はXやBlueskyに近い短文テキスト型SNS 12月16日現在、mixi2に有料プランはないため、ここまで紹介した基本設定が済めば、全機能を使えるようになる。 mixi2はブログに近いスタイルの初代mixiと違い、XやBlueskyのような短文テキスト主体のタイムライン形式を採用。タイムラインや投稿関連のUIもXに近い。画像の投稿や特定のユーザーをミュート、ブロックする機能もあるので、今後の成長次第ではXからの移住やバックアップ用アカウントとして利用するのもよさそうだ。 ほかにも、Xにはない機能として、投稿するテキストのサイズを変えたり、動きやエフェクトの追加にも対応。こちらは現状、ネタ投稿向けの要素が強く、投稿者のユーモアが求められる機能だ。 「コミュニティ」機能で仲間内の連絡や同じ趣味の知り合いも見つけやすく mixi2には、初代mixiの定番機能の1つ「コミュニティ」も用意されている。こちらは参加者同士で会話や情報交換するための機能で、部活の連絡用から、「ポケポケ攻略情報交換用」のような不特定多数が集まるものまで、さまざまなコミュニティの作成に対応。もちろん、他のユーザーが作ったコミュニティに参加することもできる。 また、管理者(コミュニティ作成者)が承認したユーザーのみ参加できる設定にしておけば、コミュニティと無関係なユーザーやトラブル歴のあるユーザーの参加を手動でブロックすることも可能。このあたりの仕組みは、UIこそ違えど、初代mixiと基本的に同じだ。 令和の世に不死鳥のごとく生まれ変わったmixi2。今後の成長に期待したい。 文● @sumire_kon