大阪市・松井市長が定例会見7月21日(全文1)感染対策しながら観客入れてあげれば
どの段階でさらに人を増やす考えか
毎日新聞:毎日新聞の田畠と申します。コロナの1日の新規感染者数に合わせて、保健所の体制を強化する取り組みが大阪市のほうで始まってると思うんですけれども、昨日、保健所のほうに聞いたところ、今の状況としてはちょっとまだ100人を下回る日もあって、100人以上だと第2段階ということなんですけど、まだそこまで移行してないということだったんですが、直近の発表の数字を見ますと、直近7日間で100人を下回ってるのは2日間だけですね。下回ってる日も97人と98人っていうことで、ほぼ100人なのかなっていうところなんですけども、市長としてはどの段階で第2の段階、さらに人を増やした段階にするべきかと今のところお考えでしょうか。 松井:いや、もう保健所のほうも準備はしてると思いますけどね。やっぱり組織体制強化するっていうのはコロナの感染をされた方々がご不便を掛けないようにするためですから、そこはもう現場で、今の現場の組織の運営状況を見定めながら、最終的には保健所長が最後、判断をいたします。保健所といっても単体でやってるんじゃなくて、健康局と一緒にやってるわけですから、具体的な運用のスタート時期とか、それはやっぱり現場でもう判断してもらいたいと思ってます。 毎日新聞:関連なんですけれども、昨日も市長のほうで、今、第5波の入り口っていうのはあらためておっしゃってましたけれども、この保健所の体制の強化以外では、市として力を入れていくところって、今のポイントとしてあらためて。 松井:中等症のベッドを増やしていきます。だから今、これ、数字はちょっと監督局に聞いてもらいたいんですけども、これから年内は、今年の1月から中等症用のベッド、3カ月単位で1床1000万という、そういう負担金、運営負担金を大阪市として補助を打ちながら増やしてきてますけども、年末まではこれをずっと続けていきます。最終的には1000床を超えるぐらいになるかなと。数はちょっと具体的な数値は監督局に聞いてください。 毎日新聞:コロナ関連で、ほかのことなんですけれども、五輪の開催が目前になっていまして。 松井:え? 毎日新聞:五輪。東京オリンピック・パラリンピックの開催が目前になっています。コロナ禍での五輪となって、東京では1日の感染者数が3000人を超えるかもしれないという専門家の見立てもあるんですけれども、東京でそれほどに増えれば、大阪での影響もあるかもしれないというふうに、私なんかは捉えてしまうのですが、市のほうでは、この東京五輪の大阪への影響というのは、どういうふうに。