今季初4番の鈴木誠也、4試合ぶり8号アーチ「そうなりたいね!」悠然とベースを一周 6月の本塁打数3本と量産態勢へ
カブスの鈴木誠也が現地時間6月12日(日本時間13日)、敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ戦に「4番・DH」で先発出場し、4試合ぶりとなる8号本塁打を放つなど、2安打1打点と活躍した。チームは4-3で勝利している。 【動画】悠然とベースを一周!鈴木誠也が中堅バックスクリーンへ8号アーチ 今季初めて4番に座った鈴木は、0-1と1点差で迎えた4回に先頭打者で打席に入ると、カウン2-2から右腕のアーロン・シベルが投じた5球目のカーブを捉え、打球は中堅バックスクリーンに吸い込まれる同点のソロアーチとなった。打球速度104.8マイル(約169キロ)、飛距離408フィート(約124メートル)、角度は27度だった。 本塁打の感触を確かめるように本塁まで還ってくると、スタンドのファンは総立ちで鈴木を迎えた。『MLB公式X』は「セイヤ! 確かにそうなりたいね!」と、鈴木が悠然とベースを一周するシーンを添えて投稿している。 鈴木は初回の第1打席も中堅へ安打を放っており、2試合ぶりのマルチ安打をマークした。6回の第3打席は一ゴロ、7回の第4打席は四球を選んでいる。9回の第5打席は遊ゴロに倒れた。この日4打数2安打1打点で打率.269、8本塁打、26打点としている。 4月15日(同16日)に右腹斜筋の張りで負傷者リスト(IL)入りしてから、5月10日(同11日)に復帰した背番号「27」は、これで6月の本塁打数が3本で、マルチ安打も直近5試合で3度目となり、調子が上向いてきた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]