【高校サッカー】「新・赤い壁」矢板中央が攻撃的3バックで2大会前の王者岡山学芸館を撃破
<全国高校サッカー選手権:矢板中央2-1岡山学芸館>◇1回戦◇29日◇フクアリ 矢板中央(栃木)が2大会前の王者・岡山学芸館に競り勝ち、2回戦進出を決めた。 昨季までの4-5-1で引いて守る「赤い壁」からスタイルが一新。前線に個人技を持つ攻撃的選手を配置し、攻撃的3バックの「新・赤い壁」で果敢に攻めた。後半17分、MF平野巧(2年)がドリブルでゴール前に仕掛け、ペナルティーアーク付近からビューティフルなミドル弾を決め先制。後半38分には、右ウイングバックの永井健慎(2年)が右からペナルティーエリア内でドリブルで仕掛けゴール前にパスを送ると、身長157センチのFW堀内鳳希(3年)がゴールに流し込み追加点。試合終了間際に、岡山学芸館のエースFW香西健心(3年)がゴール正面25メートル付近から強烈なフリーキックをネットに突き刺し1点を返したが反撃はここまで。新生・矢板中央が競り勝った。