大谷翔平、2戦連発37号ソロ 右中間2階席へ豪快126メートル弾 8月11戦5発 2年連続キングへオズナに2差
「ブルワーズ―ドジャース」(13日、ミルウォーキー) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、1点リードの三回の打席で元ソフトバンクのレイから2試合連続本塁打となる37号ソロを放った。飛距離126メートル。右中間2階席に達した豪快弾で6月25、26日以来、シーズン7度目の2試合連続本塁打を記録した。8月11戦5発。2位オズナ(ブレーブス)に2差をつけ、キングの座を守っている。 大谷は前日の同カードで3戦ぶり36号2ラン。通算207本目で初めてカウント3―0から本塁打を記録した。この日は、左手死球骨折で離脱していたベッツが46試合ぶりに戦列復帰。「2番・右翼」の新たな起用法で11号2ランを含む2安打3打点。七回には大谷が四球後に33盗塁目となる二盗を決め、直後にベッツが右前適時を放つ効果的な攻撃を見せるなど、1、2番コンビでチーム全得点をたたき出し、4連勝&リーグ70勝一番乗りに貢献した。 大谷はここまで116試合に出場し、ナ・リーグ3位の打率・298、同1位の本塁打、同2位の85打点をマークし、三冠王の可能性。同2位タイの33盗塁で史上6人目の「40本塁打・40盗塁」も視界にとらえている。