佐藤琢磨がドライブした愛機3台が展示。ホンダ・レーシング・ギャラリーで企画展『No Attack No Chance』がスタート
三重県の鈴鹿サーキット内にある『Honda RACING Gallery(ホンダ・レーシング・ギャラリー)』で、10月10日からレーシングドライバーの佐藤琢磨を特集した企画展『佐藤琢磨~No Attack No Chance』が開催中だ。 【写真】2004年F1第9戦アメリカGP ミハエル・シューマッハーとルーベンス・バリチェロとともに3位表彰台に立つ佐藤琢磨 ホンダ・レーシング・ギャラリーは、2024年F1日本GP開催に合わせた4月5日に開館したホンダのモータースポーツ発信拠点。館内には初参戦から60年を迎えたF1を中心に、実際のレースを戦った歴代マシンやエンジン、パワーユニットなどが多数展示されている。 館内では常設展示に加え、さまざまなカテゴリーを特集する企画展示も期間ごとに実施。8月からは『SUPER GT、Honda優勝の軌跡』が行われていたが、10月10日からは日本を代表するレーシングドライバーである琢磨の軌跡を振り返る『佐藤琢磨~No Attack No Chance』が開催中だ。 「つねに挑戦し続けてきた琢磨選手の軌跡を、実際に操ったマシンとともに振り返ります」とされた企画展では、琢磨が2002年のF1初参戦時にドライブしたジョーダン・ホンダEJ12、2004年アメリカGPで日本人ふたりめの表彰台獲得に貢献したBARホンダ006、そして2017年のインディ500で日本人初優勝を果たしたときのアンドレッティ・オートスポーツ26号車ダラーラDW12ホンダの3台が展示される。 琢磨の企画展は10月10日から2025年2月下旬までの開催が予定されている。鈴鹿サーキットのSNSによると、マシン3台のほかにもヘルメットやレーシングスーツ、パネルなどもあわせて展示されているので、現地を訪れた際は要チェックだ。ホンダ・レーシング・ギャラリーの詳細は公式サイト(https://global.honda/jp/racinggallery/)まで。 [オートスポーツweb 2024年10月15日]