やす子さんと調査! シートマスク、保湿ケア、クレンジングetc. スキンケアの「これってホント?」な噂の真相
スキンケアの都市伝説
情報化社会では事実を見極めるリテラシーが何より重要に。それは美容も同じ。巷にる「これってホント?」な噂を集め、信頼できるプロに総力取材。人気芸人のやす子さんのナビゲートで都市伝説の真相を探る旅へ! 【写真】やす子さん
教えていただいたのは
●ウォブ クリニック 中目黒 総院長 髙瀬聡子先生 多忙なライフスタイルに寄り添った治療やケアの提案で美容誌のスキンケア企画に欠かせない人物。特にシミ治療に定評あり。 ●こばとも皮膚科 院長 小林智子先生 アンチエイジングリサーチセンター研究員。糖化と肌の研究と診療を行いつつ、正しいケア知識を発信中。YouTubeも人気。 ●ビスポーククリニック 院長 室 孝明先生 形成外科で数々の症例を担当した後に、美容医療の道へ。美容クリニックの正しい選び方などの啓発活動も積極的に行う。
同じスキンケアを使い続けると肌が慣れて効かなくなる
× 効果を維持するためにも、続けることに意味がある 「効果を感じにくくなることはありますが、その効果を維持するためにも続けるべき」(髙瀬先生)「肌の状態が加齢で変わるから効果を感じにくくなっているだけ。美容成分は継続してこそ効果が出るもの」(小林先生)
シートマスクは適正時間をすぎると、逆に肌の潤いを奪う
○ 水分は乾いた方へ移行していく 「基本的に水分は濃度の高い方から低い方へと移動します。ある程度、肌に水分が移動してシートが乾いてくると、逆に肌からシートに水分が移るので注意」(髙瀬先生)
肌に赤みや吹き出ものが出るスキンケアは好転反応
× レチノール以外の成分で赤みが出るのはNG! 「レチノールは赤みが出るのが効果の目安ですが、それ以外の成分に好転反応はありません。レチノール系以外の成分で赤みが出るのはNGなので使用をやめるべき」(髙瀬先生)
オイリー肌やニキビ肌には、乳液やクリームなどの保湿は必要ない
△ 人による 「皮脂分泌が多いケースは乳液やクリームなしでOK。ただし乾燥肌で、肌が皮脂を出そうとして詰まっている場合は乳液やクリームを使う方がニキビができにくくなります」(髙瀬先生)