「世界最高峰のバレーボールリーグ」を目指し、当たり前のことを確実に遂行する。SVリーグ 競技運営グループ 高田一慶ダイレクター
―― 2007年からバレーボール界にいらっしゃる高田さんから見て、大河さんがリーグに入って、7月にはチェアマンとなり、SVリーグへ切り替わる中で「ここは違う」という部分はありますか?
サッカー、バスケットボールから来られた方と意識の差はすごく感じます。ガバナンスの効いた組織で育った人たちなので、彼らもギャップを感じていると思います。
サッカーやバスケットボールの進め方と、これまでのVリーグの進め方の「良い」「悪い」は別にして、良いと感じる部分は彼らから学んでいます。大切なことは、「議論すべきことは議論を深める」ことと、「スピード感をもって決めること」を両立させることだと思うので。
―― 新リーグが成長していく予感は持っていますか? はい、持っています。逆にこれが今まで通りの失敗に終わったら、もう2度とドラスティックに変えることはできなくなる…、そのくらいの覚悟でやっています。
文・取材:大島和人
大島 和人