【プレミア12】井端監督 初戦の大勝に笑顔「なかなかあそこまでヒットが出ることは…」
13日開幕のプレミア12にむけて調整を進める日本代表・侍ジャパンは、9日の強化試合・チェコ戦(バンテリン)に7―1で快勝した。 試合はチェコに初回に1点の先制を許したが、3回に坂倉、小園の広島勢の活躍で同点に追いつくと、6回にはチェコの2番手投手を攻め、一死満塁から栗原(ソフトバンク)の犠飛、森下(阪神)の適時打で、3―1と突き放した。 終盤7回には、途中出場の清宮(日本ハム)の右中間適時打、辰巳(楽天)の3ランなどでダメを押し、終わってみれば13安打7得点でチェコを圧倒した。 試合後の井端弘和監督(49)は「強化試合初戦は自分もけっこう(これまで代表コーチとして)携わりましたけど、なかなかあそこまでヒットが出ることはこれまでなかったので。ホッとしています」とニッコリ。大会まで対外試合での調整機会が限られたなかで、5人の先発メンバーのほか、清宮、紅林(オリックス)ら途中出場の面々にも快音が出た活発な打線に合格点を出した。 会見で侍指揮官は、この日は制約やサインがない「フリー」の状態で、各イニングの打席に向かわせていたことを明かした。ただ「明日は最後なんで。本番を想定して、サインを含めて出そうかなと思います」と、本番前ラストの対外試合となる9日は〝采配〟を入れた、得点を奪いにいく野球を取り入れていく模様だ。
東スポWEB