「明らかに、昨日見たおっぱいと違う」乳がん公表の梅宮アンナさん「後に続く人たち」に伝えたい闘病の軌跡
■山登りを再開したい。富士山は「一合目から登る」
まだまだこれからも抗がん剤など治療は続きますが、今後の夢を伺いました。 【梅宮アンナさん】「山登りが趣味なんですね。2010年から2017年までトレイルランをやってるんですよ」 【ハイヒール・リンゴさん】「走れメロスみたいなことでしょ?」 【梅宮アンナさん】「砂漠とかにも行ってるんですよ。一週間250キロを自給自足で行く大会とか」 【ハイヒール・リンゴさん】「今はまだ無理?」 【梅宮アンナさん】「腕の長さが違いますもん。リンパ節を切ってるんで、一本の線を切っちゃってるから、これをつなげているから、どうしてもつられますよね。リハビリをしたりジムに行ったりして伸びていく。」 【ハイヒール・リンゴさん】「それが人間の体のすごさですね」 【梅宮アンナさん】「走るっていうか山登りかな。もう走るのはきついんで。登った人にしか見えない風景があって山っていうのは」 【ハイヒール・リンゴさん】「富士山登ったことある?」 【梅宮アンナさん】「はい、あります。私は1合目から登っています。すごいんですよー私」 【ハイヒール・リンゴさん】「8合目まで水を運ぶトラックであげてくれへんかなー。死ぬまでに一回富士山行ってみたいと思ってるんやけど行けてない」 【梅宮アンナさん】「1合目から行ったほうがいいと思います」 【ハイヒール・リンゴさん】「行きません」 【梅宮アンナさん】「なんで1合目からかっていうと、気圧に体が慣れるから。5合目からだと泣く泣く8合目から下山している人多いですよ」 【ハイヒール・リンゴさん】「1合目から行きます」
■60代以降でも乳がん患者は増加。閉経は関係ない
【関西テレビ・加藤さゆり報道デスク】「乳がんになられる方は、女性ホルモンが10代のうちからどんどん蓄積されていって、それがあふれるのがちょうど40代ぐらいなんですよ。40代からぐっと(罹患率)が上がってきますし、梅宮さんも50代で乳がんになられたということですけれども、実は60代以降の方も乳がんになる方が増えていて、年齢は関係ないんです。閉経も関係ないんですね」 【ハイヒール・リンゴさん】「歳を重ねても検査に行くべきですよね。(歳を重ねると)乳腺が柔らかくなって、検査しやすくなっている。梅宮さんは検査をされていたんです。ただ彼女の場合は分かりにくい場所にできていて、(検査では)うつらなかったそうです」 インタビューの最後まで「ポジティブ」な姿を見せてくれた梅宮アンナさん。 SNSなどを通じて発信される梅宮さんの情報を通じて、恐れるだけでなく、この病気への知識と理解を深めたい。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!2025年1月6日放送)
関西テレビ
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