【速報】開門神事「福男選び」一番福は17歳の高校2年生 陸上部所属で初参加「一番になれてうれしい。今年をいい1年にしたい」最強寒波が到来の中 掛け声とともに参加者ら疾走
商売繁盛の神様、「えべっさん」の総本社である兵庫県の西宮神社では、本殿参拝の一番乗りを目指す「福男選び」が行われ、一番福になったのは、初参加で兵庫県宝塚市の高校2年生に決まりました。 【画像を見る】一番福の大岸史弥さんが笑顔の様子 一番福となったのは兵庫県宝塚市の県立宝塚高校2年生の大岸史弥さん(17)です。陸上部に所属しているということです。大岸さんは福男に初参加で最初のくじでは16番目で2列目に並んでいたということです。一番福になったことを受けて、大岸さんは「きのうの夜に友達に誘われてきました。一番になれてうれしいです。全然実感がないんですけど、今年をいい1年に出来たらと思います」と話しました。
二番福になったのは龍谷大学の3年生・小松勇輝クワァべナさん(21)です。小松さんも初参加で「率直にうれしいです。自分を支えてくれる人に福を届けられればと思います」と話しました。 また、三番福になったのは同志社大学の4年で硬式野球部に所属する矢吹彰大さん(22)です。矢吹さんも初参加で「運試しで新たなことをやろうと思って参加しました。新たな靴を買っていい走りができるように準備しました。びっくりしているんですけど、自分の福を多くの人に与えたいと思います」などと話しました。 10日午前6時、開門の掛け声を合図に一斉に参加者が走り出しました。今年は事前の抽選に約1300人が参加したということです。 福男選びは開門と同時に約230メートルを疾走し、その年の「一番福」から「三番福」を目指して競うもので、福男による鏡開きも恒例行事となっています。参加者は230メートルの参道を駆け抜けていきます。 過去、2021年と2022年は新型コロナウイルスの影響で「福男選び」は中止され、参拝者が本殿まで歩いて向かいました。