【40代、50代】レイナ流/ベースメイクにひと手間プラスで「洗練度と美人印象アップ」
シェーディング、フェイスパウダー、コンシーラーのひと手間をプラスした顔。より顔立ちがすっきりし、すっとした美人印象に。第3回までのメイクでまとっていた幸せ感のある優しい印象に、知的さ、清潔感といった洗練度が加わった。
角度を変えて、斜め前からも見てみよう。写真は、ひと手間プラスする前の顔。
こちらは、シェーディング、フェイスパウダー、コンシーラーのひと手間をプラスした顔。フェイスラインのもたつきがシュッとした。鼻筋もすっと通って、メリハリも小顔印象もアップ。
■ベースメイクの「ちょっとしたひと手間」・プロセス1 「イカスミシェード」を額の生え際、フェイスライン、眉頭の下に
ちょっとしたひと手間のファーストステップは、シェーディング。グレージュのカラースティックを使って、額の髪の生え際、フェイスライン、鼻筋に影を。気になっていた額の生え際の後退、フェイスラインのもたつき、平面的な顔立ちが自然とカムフラージュされ、誰にも気づかれずに美人印象、洗練度が上がる。 「イカスミシェードのカラーを見ると、こんなダークな色を塗るの? と誰しも不安に思うのですが、指でなじませると薄くのびて透けるし、肌に溶け込んで自然な影になるので大丈夫なんです! ポイントは、思い切って大胆にのせること。失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう」 スティックで直接、線を引く。額の生え際の、うぶ毛がもともと生えていた部分と、耳の前からあごにかけてのフェイスラインには斜線を引く。鼻筋には、眉頭の下から1cmほど、ノーズシャドウにするための短い線を。この線を指の腹でぼかすと、自然と肌になじみ、あたかもうぶ毛が生えているような、もともとメリハリがあったような影が生まれる。
使ったアイテムはこれ 骨格を際立たせる、グレージュのカラースティック。天然由来成分100%のバーム状で、肌に溶け込み自然な影に。
■ベースメイクの「ちょっとしたひと手間」・プロセス2 「ゴーグルTゾーン」にセミマットなフェイスパウダーを
Tゾーンのテカリは、ギラついて見えるだけでなく、眉やリップメイクのにじみの原因にも。目元も含めたゴーグルTゾーンを、フェイスパウダーでサラサラに仕上げれば、清潔感のある涼しげな印象に。 「このフェイスパウダーのひと手間で、眉やアイメイクがにじみにくくなり、鼻まわりの毛穴がある部分もすべすべ状態がキープされ、いいことずくめです! フェイスパウダーはセミマットのトランスルーセント(透明)タイプを選ぶのが正解。フェイスパウダーをつけるとき、くずれやすいところ(Tゾーン)や、これからメイクをするところ(目元や眉まわり)はスポンジを使って、キュッとフィットさせます。ただし、面積が広い部分(頰や額など)は、スポンジではなくフェイスブラシを使って、ふわっと軽くのせます。広い範囲にスポンジを使うと、硬い印象の仕上がりになってしまうので、ここはフェイスブラシがベターです。 場所と仕上がりのイメージによって、使い分けることがポイント」