リヴァプール新指揮官、アレクサンダー=アーノルドの守備に言及「彼にとって重要なことは…」同選手は監督の指導力を高く評価
リヴァプールのアルネ・スロット監督が、イングランド代表SBトレント・アレクサンダー=アーノルドとの関係性について語った。カラバオカップ3回戦のウェストハム戦を前にした会見でコメントを残している。 【動画|リヴァプール vs ボーンマス】プレミアリーグ ショートハイライト アレクサンダー=アーノルドは、今季より就任したスロット監督に対して「より上手になれるように導いてくれる監督がいることは本当にうれしい」と語り、新指揮官の指導力の高さを評価している。また「彼は僕に対して厳しく接してくれ、改善点を指摘してくれる」と、選手と監督における関係性の良さを伝えていた。 会見内でアレクサンダー=アーノルドの発言について問われたスロット監督は「それを読んでうれしかった」と反応し、ユルゲン・クロップ前監督と選手たちの関係性も引き合いに出し、次のように語った。 「彼が(就任から)2、3カ月後の新しい監督に対して、このような発言をしてくれたことはうれしい。選手の多くはユルゲン(クロップ前監督)と強い関係を持っていたと思うし、その代わりをするのは簡単ではない。しかし彼は今の関係をポジティブなものだと感じていると思う。彼だけでなく他の選手にも、より良くするため、個々に注意を払っている。選手が良くなれば、チームも改善されるからだ」 アレクサンダー=アーノルドは度々、守備に難があるという指摘をされることがあるが、スロット監督は同選手のパフォーマンスについて次のように見解を示している。 「以前の状況を判断するのは難しいが、唯一わかっていることはチャンピオンズリーグとプレミアリーグのタイトルを獲っているということだ。彼自身もリーグ優勝のためには守備が重要だと言っている。彼が優れたDFということは明らかだ」 「彼のボール扱いは本当に特別だ。そして彼にとって重要なことは、何をするかではなく、100パーセントの集中力を維持するかだ。そのためボールから遠く離れた位置にいても、彼は常にアクティブでいなければならない。我々はこの3カ月で彼に守備を教えたわけではない。彼はリーグ優勝をし、チャンピオンズリーグも制覇しているので、最高の試合をするために何が必要であるかを彼に理解させるだけなんだ」
SPOTV NEWS