多頭飼育崩壊 それでも飼い主が大好きなミックス犬 保護団体の通いサポートは10年以上 愛犬の長寿を願い飼い主は決断した
10年以上の「通い」を経てついに引き渡されることに
「通い」でのサポートを始めてから10年以上が経過。ちびは超シニアの域に達しました。飼い主はここまでのメンバーのお世話に信頼を寄せ、2023年の大晦日に、ついにちびをCACIに引き渡すことにしました。 超シニアになったちびに、少しでも穏やかな余生を送ってほしいとの思いからのものでした。飼い主と初めて会った際、全く取り合おうとしなかったことを思い出すと、ここまで信頼を寄せてくれたことにメンバーは熱い気持ちが込み上げました。 現在ちびは、CACIのシェルターで過ごしていますが、目が見えなくなり、夜鳴きをする時間が多くなりました。 しかし、時折ムクっと起きて見せるちびの笑顔は、相変わらず無垢なまま。飼い主、メンバーみんなから愛され続けるちびの余生が1日も長く続いてくれると良いなと思います。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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