お迎え初日、柱の陰に隠れる保護子猫に「長期戦を覚悟した」→家族になって4年目、少しずつ変化が
がんもちゃんはどんなコ?
一緒に暮らし始めてわかったがんもちゃんの性格は、「とても臆病なコ」だということ。飼い主さんに対して唸るようなことはないけれど、インターホンが鳴ったり外で物音がすると唸ることがあるのだそう。 また、「控えめなコ」でもあるといい、これまでに一度もゴハンの催促をしてきたことがないとのこと。十分な食事ができなかったであろう野良猫時代を過ごしてきたため、飼い主さんは「ゴハンにはがっつくのでは?」と想像していたのだとか。 しかし、がんもちゃんは人の食べ物が目の前にあっても一切手を出さず、飼い主さんは驚いたようです。
がんもちゃんと家族になり4年目に突入 現在の様子は?
がんもちゃんと家族になって4年目に突入しました。4才に成長したがんもちゃんはいまだに警戒心が強いようで、飼い主さんが帰宅するときのドアの音でクローゼットに逃げ込み、30分くらい様子を見て安心するとやっと出てくる……という毎日なのだそう。 “長期戦”はまだ続いている様子ですが、徐々に嬉しい変化が見られているようです。 飼い主さん: 「ここ1年はだんだん甘えてくるようになったり、50cmくらいの距離ですが隣で寝てくれるようになったり、少しずつですが仲良くなれているのではないかと思います。あと、『遊んでほしい』とか『外を見せて』とか強く要求するときに、不思議なのですが“にゃんぐー”と鳴くのが可愛いです」
「少しずつのんびりゆったり、穏やかに仲良くなっていけたら」
がんもちゃんについて、「娘のような、姫様のような存在」と話す飼い主さん。「臆病なコなので、壊れものを扱うように接しています」と話すように、まだ完全に距離が縮まったというわけではない様子。 そんながんもちゃんとのこれからの暮らしについて、飼い主さんはこのような思いを語っています。 飼い主さん: 「数年経ってもまだまだ距離はありますが、少しずつのんびりゆったり、穏やかに仲良くなっていけたらいいなと思っています。いつかは一緒のお布団で、腕まくらして眠りたいです。がんもちゃんからのOKが出るまで、日々精進です」 写真提供・取材協力/@GanmoCさん/X(旧Twitter) 取材・文/凛香 ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
ねこのきもちWeb編集室